ちょっとだけエスパー 原作ネタバレ!能力をキャスト一覧で!

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大泉洋さん主演テレビ朝日「火曜9時枠の連続ドラマ」ジャパニーズ・ヒーロードラマ「ちょっとだけエスパー」の原作ネタバレとは?

SFラブロマンス「ちょっとだけエスパー」原作やあらすじネタバレ、脚本家、超豪華な出演者などについてご紹介します。キャストの能力一覧もご紹介です。

目次

ちょっとだけエスパー 原作ネタバレや脚本家は?

原作ネタバレ

「ちょっとだけエスパー」に原作はありません。完全オリジナル作品です。

かつては普通のサラリーマンだった文太。しかし、突然のリストラ、離婚、そして財産もすべて失い、気づけばネットカフェを転々とする日々に。人生のどん底をさまよう彼に、ある日奇妙なチャンスが舞い込む。

最終面接に合格したその瞬間、企業の社長からかけられたのは、まさかの一言。

「君には、ちょっとだけエスパーとして、世界を救ってもらうよ」

なぜ自分が?という疑問を抱えたまま、用意された社宅に向かう文太。そこで待っていたのは、自分を“夫”と呼ぶ見知らぬ女性。どうやら、彼はこの女性と夫婦として暮らさなければならないらしい――事情も背景もさっぱり理解できないまま、彼の“任務”が始まってしまう。

新たな能力を手に入れた文太に課せられたのは、《世界を救う》という一大ミッション。だが、そこには不可解な制約もあった。

そのルールとは…《人を愛してはいけない》。

ちょっとだけ不思議で、かなり切ない。それでも、笑ってしまうほどの混乱とドラマが詰まった、“SF×ヒーロー×ラブ”の三拍子で贈る物語。

大泉洋と野木亜紀子が描き出すのは、「ほんの少しだけ特別」な力を持った男が、愛と運命に立ち向かうこの秋話題のジャパニーズ・ヒーローストーリーです。

主演は大泉洋さん。共演に宮﨑あおいさん、離婚が話題になったディーン・フジオカさん、北村匠海さん、高畑淳子さん、 宇野祥平、岡田将生さんと主役クラスがズラリと並びました!

ドラマの1話と2話をご覧になったという、大泉洋さんはこんなコメントを。

とんでもない面白さでございます。みなさんの火曜よる9時が楽しくなる!疲れている皆さんの癒しになること請け合いでございます!

楽しみですね!

脚本家

「ちょっとだけエスパー」脚本家は野木亜紀子さん。

11月に京都大学で、学外講師をされるようですね。

野木亜紀子さんは1974年、東京都出身です。

学生時代から演劇を始めましたが、仲間の演技の才能に圧倒され挫折。映画監督を目指し、日本映画学校に進学されました。

卒業後にドキュメンタリー制作会社に就職され、取材などを手がけましたが、現場に向いていないと自覚され退社。

その後脚本家を目指し、フジテレビヤングシナリオ大賞に6年間応募を続け、36歳のときに『さよならロビンソンクルーソー』で大賞を受賞されました。

実写映画「図書館戦争」「アイアムヒーロー」や、ドラマ「空飛ぶ広報室」「重版出来!」「逃げるは恥だが役に立つ」などの漫画や小説を原作の作品を多く手掛けます。

のちにオリジナル作品「アンナチュラル」「獣になれない私たち」『MIU404』などを執筆されました。

2023年の配信作品連続ドラマW『フェンス』の評価により、第74回芸術選奨放送部門 文部科学大臣賞を受賞されています。

ほかにも日本アカデミー賞脚本賞の「罪の声」「ラストスマイル」など、多くの受賞作品があります。

社会性とエンターテインメントは切り離せない、という観点から、社会問題を題材にした作品を多く手掛けてきました。

2024年には「海に眠るダイヤモンド」を、2025年には「スロウトレイン」を執筆されています。

コメント

大泉さんとは3回目のお仕事です。大泉さんが大泉さんをしているときがいちばん好きなので、大泉さんが大泉さんなドラマを考えたら、ちょっとだけエスパーになりました。すごくない、ちょっとだけ。
貴島Pと企画を立ち上げたのが2021年の夏。あれから4年経ち、その間に神様ドラマや宇宙人ドラマが放送され、似てやしないかハラハラと見守ったこともありました。
SFやファンタジーが好きです。超能力ブームの時代に育ち『童夢』『AKIRA』『里見八犬伝』『テラ戦士ΨBOY』『帝都物語』といった作品群に夢中だった子供時代。脚本家になってからは「いつかSFを作る」と言い続け、ようやくこうして始まります。
SFといっても本作は “少し不思議*”のSFで、派手な能力は出てきません。雇われエスパーの文太たちは、ちょっとだけの能力で、ちょっとしたミッションを繰り返す。小さな一匹の蜂は、未来を変えることができるのか? 世界からこぼれ落ちた彼らの、悲喜こもごもの物語。毎週火曜よる9時より、ちょっとだけお付き合いください。
*藤子・F・不二雄先生の言葉

引用元 公式サイト

主題歌

「ちょっとだけエスパー」主題歌は、こっちのけんとさんの「わたくしごと」♪

こっちのけんとさんは、俳優の菅田将暉さんの弟です。

アマチュアアカペラの大会「A cappella Spirits」全国大会にて2年連続優勝し、口だけで曲を演奏する”1人アカペラシンガー”としてYouTubeで活躍。

楽曲制作や映像制作、デザインなども手がけています。

2019年には「紅白歌合戦」でRADWINPSのバックコーラス、2021年には「新ディズニープラス セレブレーションナイト」での清水美依紗のバックコーラスも担当。

2022年8月に初の配信シングル「Tiny」をリリースし、同年12月に発表した「死ぬな!」がTikTokを中心に話題になりました。

2024年5月リリースの「はいよろこんで」は各バイラルチャートを席巻するヒット曲になっています。

引用元 ナタリー

こっちのけんとさんがドラマの主題歌を担当するのは、今回が初めてとのこと。

この作品はドラマのために書き下ろされました。

こっちのけんとさんのコメント

主題歌のオファーを受けたときの心境

とてつもなく嬉しかったです。ただいつもなんですが自分にあまり自信がなく「僕なんかでいいのですか!?」とも思いました。でもあらすじを読むと、この主人公文太も同じ気持ちで生きているんだろうなと思い、勇気がふつふつと湧いてきたのを覚えています。
この場に綴るのも違うかもですが、本当に僕を選んでくださってありがとうございます!!!!
脚本を読んだ感想

「めっっっっちゃおもしろ! 早く続き読みたい!」と思いました(笑)。しかもそれを大泉洋さんが主演で演じているのを想像すると間違いなく笑いあり涙ありなドラマになるんだろうなと、この文章を書いている今もワクワクがとまりません!
楽曲に込めた思い

「わたくしごと」はまっすぐに素直に生きたい自分とその正反対の行動をとってしまう自分との葛藤をテーマに作りました。
「人生は辛いことが当たり前すぎて理想や夢を語るとそのギャップに心が破られる」そんな感覚を歌詞に落とし込んだ一曲です。
もし“エスパー”の能力が手に入るなら

毎朝自分をゲームのようにキャラクリエイトしたいです。今日は大柄のプロレスラーのような姿で過ごして、次の日はバイオリンが似合うお嬢様の姿で過ごす、みたいに毎日を違う人として過ごしたいです! そうすれば全員のことが理解できるようになるし、人生が無限通り以上になる気がしてワクワクするからです(笑)。

大泉洋さんのコメント

愛する人に素直になりきれない誰もが抱えるジレンマにも聴こえれば、もう伝える事ができない手遅れだった愛の言葉にも聴こえて。バカバカしくも、切なくも聴こえる奥深い歌でした。このドラマにふさわしい、控えめに言って、ちょっとだけ最高な主題歌です!

引用元 ナタリー

ちょっとだけエスパー キャストの能力一覧まとめ

ドラマ「ちょっとだけエスパー」は主人公と同僚たちがちょっとした能力を持っているんです。以降で、その能力を一覧でご紹介します。

文太(ぶんた):大泉洋

能力はまだ不明です。

いわゆる「“ちょっとだけエスパー”能力は」は初回の1話で明かされるそうです。

背中を触ると、その人が考えていることがわかる。「(この店の)カレー、イマイチなんだよな」「殺す殺す殺す」などなど(^^;

その能力のヒントは以下の演じる大泉洋さんのコメントです。

「文太の能力は、ちょっとだけとはいえ、なかなかのエスパー。でもこの能力は非常に怖いなと思ったので、僕は絶対欲しくないです。世界を救うにはいい力かもしれないけど怖い!」

引用元:引用サイト

ちょっとだけなのに、怖いって一体何なのでしょうか?しかし世界を救うことができるかもしれない能力とのこと。

桜介(おうすけ):ディーン・フジオカ

なでまわすと花が咲く花咲か系エスパー

円寂(えんじゃく):高畑淳子

念じるとほんのりあったかくなるレンチン系エスパー。しかし200W程度の出力。

半蔵(はんぞう):宇野祥平

ちょっとだけ動物と話せる、アニマルお願い系エスパー

【ちょっとだけエスパー】あらすじネタバレ最終回まで全話まとめ

1話あらすじネタバレ

会社をクビになり、金も家族もすべてを失ったどん底サラリーマン・文太(大泉洋)。ネットカフェを泊まり歩き、人生に絶望したある日、「ノナマーレ」という会社から面接の案内が届く。
最終面接で社長の兆(岡田将生)が文太に与えた課題は、1粒のカプセルを飲むこと。うろたえる文太だが、ええい!と、そのカプセルを飲み込むと、まさかの合格。兆から「あなたは今日からエスパーです」と告げられる。何のエスパーかはわからない。しかも文太の仕事は世界を救うことだという。
エスパーって何? 世界を、救う…!? ―混乱したまま社宅に向かうと、見知らぬ女性・四季(宮﨑あおい)が出迎える。兆が言うには、文太は四季と“仮初の夫婦”として生活しなければならないらしい。しかも、四季は記憶喪失なのか、なぜか文太を“本当の夫”だと思い込んでいるようで…!?
翌朝、文太が指定されたアプリにログインすると、ミッションが通知される。しかし、どれもこれもどうでもいい内容ばかり…。“本当にこれが世界を救うことになるのか?”と首をかしげながらも、サラリーマン気質の文太は、その不思議な任務に全力で奔走することに…!?

引用元 公式サイト

人生のどん底に落ちたサラリーマン・文太(大泉洋)。職も家も家庭も失い、寝床はネットカフェ、明日の希望すら見えない毎日を送っていました。

そんなある日、彼のもとに「ノナマーレ」という見知らぬ企業から、面接の案内が届きます。怪しさを感じながらも背に腹はかえられず、挑んだ面接。

自分よりも数十歳も若い若者たちに交じって面接に挑み人生を語り、明らかに浮いていた文太は、落ち込みます。

ところが、社長の兆(岡田将生)はそんな彼に興味を示し、まさかの最終面接へ進むという連絡が。

最終面接の内容は、たったひとつのカプセルを飲むこと。一体なに???恐怖もあり、戸惑いながらも決意の一飲みをした文太でしたが飲み終わると、なぜか合格。

そして告げられたのは、「あなたは今日から“ちょっとだけエスパー”です。そして世界を救ってください」という謎の指令でした。

用意された社宅に向かうと、待っていたのは初対面の女性・四季(宮﨑あおい)。

彼女はまるで本物の妻のように接してきます。どうやら“夫婦”としての生活が始まる設定?

文太は戸惑いながらも四季の言動の流れに従うことに。だが、同じベッドで眠ることになり「そこまで(夫婦の設定を)やらなくても!」と思わず混乱。

しかし、四季はずっと夫婦のように「私のことが嫌いになったの?」と悲しそうに言います。

(四季は)かなり変わっている?と思いつつ、緊張で眠れぬ夜を過ごします。

翌朝、柴犬を連れた謎の男・半蔵(宇野祥平)から渡されたログインコードでアプリにアクセスすると、文太の元に届いたのは3つのミッション。

  • 傘を一日中キープさせる

  • 目覚ましを5分早く鳴らす

  • スマホのバッテリーを0%にする

という一見意味不明な“課題”が与えられます。「これが世界を救うってどういうこと?」と首をかしげながらも、与えられた任務に全力で挑む文太。

そこへ現れるのが、フローリストの桜介(ディーン・フジオカ)と、“温める力”を持つ円寂(高畑淳子)。2人は同じ「ちょっとだけエスパー」として文太をさりげなくサポートしては去っていくのでした。

そしてついに文太は、自分に与えられた力に気づきます。それは「手で触れている間だけ、相手の感情を読み取ることができる」能力。

手を触れると「会社辞めたい」「しんどい…」「俺以外みんな楽しそう…」「殺す殺す殺す」などネガティブなものが多く(^^;

ほんのわずかなエスパー能力ながら、人の心を知る力は思わぬ感情を呼び起こしていきます。

その夜、桜介、円寂、半蔵が集まってきて、今日のミッションの相手たちが、皆ミッションのおかげで幸せを手に入れたことを報告しあい、任務の初成功を祝います。

たこ焼き屋の1階では桜介の能力を密かに観察する謎の若者(北村匠海)が姿も。

そこで仲間たちから、四季は会社のことやミッションのことなどを知らないと言われ、四季が同じ社員だと思っていた文太は困惑します。

さらに、文太は仲間から「四季には自分たちの正体を知られてはいけない」と言われるのでした。

そんな中、社長・兆から新たな指示が。「人を愛してはいけません」――。

2話あらすじネタバレ

 再就職した会社「ノナマーレ」でカプセルを飲み、“触っている間だけ心の声が聞こえる”ちょっとだけエスパーになった文太(大泉洋)。
社長・兆(岡田将生)に課された初ミッションをクリアしたものの、「これが世界を救う…?」と腑に落ちない。
さらに、【仮初の夫婦】として共同生活をすることになった妻・四季(宮﨑あおい)は、よそよそしい文太に対して、「夫婦なのに!」と不機嫌モード。どうやらお芝居ではなく、なぜか文太を“本当の夫”だと思い込んでいるようで、文太の混乱は深まるばかり…。

翌朝、「ノナマーレ」から新たなミッションが届く。
【ある画家が目的地に着くのを阻止する―】という、またしても意味不明な内容に首をかしげる文太だが、ノナマーレの仲間である花咲かエスパー桜介(ディーン・フジオカ)、円寂(高畑淳子)、半蔵(宇野祥平)ら仲間と共に、ミッションを遂行することに。
なぜだか四季まで巻き込んで、ちょっとだけエスパーたちは、世界を救うべく箱根大涌谷へ!

画家は目的地で何をしようとしているのか…?
果たして文太たちは、エスパーの力を駆使して、彼を止めることができるのか―!?

引用元:公式サイト

再就職先の企業「ノナマーレ」で、文太(大泉洋)はある特殊なカプセルを服用し、一時的に“触れた相手の心の声を読み取れる”という不思議な能力を得る。初任務をなんとか乗り越えたものの、社長・兆(岡田将生)が語る「それが世界の救済につながっている」という説明には、どうしても納得がいかない様子だ。

その一方で、仮面夫婦として同居生活を始めた四季(宮﨑あおい)との関係にも困惑していた。演技のはずの結婚生活なのに、四季はまるで本物の夫婦のように接してくる。「夫婦でしょ?」と真顔で詰め寄られ、文太の戸惑いは日を追うごとに増していく。

そんなある朝、「ノナマーレ」から次なる指令が届く。その内容は【ある画家が目的地に到着するのを阻止せよ】という、またもや意図の読めないもの。疑問を抱きつつも、同じ任務を任された仲間――植物を操る桜介(ディーン・フジオカ)、電子レンジ能力を持つ円寂(高畑淳子)、動物と意思疎通できる半蔵(宇野祥平)らと共に出動することに。

画家の車を追跡するため、一行は四季が運転するクリーニング店のワンボックスカーで箱根・桃源台へ向かう。何とか行く手を阻もうと、仲間たちはそれぞれの特殊能力を駆使して妨害を試みるが、画家はついに箱根ロープウェイ乗り場にまで到達してしまう。

文太が直接接触したことで、画家の目的が明らかになる。彼は、300万円で自身が描いたパウル・クレー風の贋作「天使」を売ろうとしており、その取引場所がまさに桃源台だったのだ。文太たちは昼食に誘って時間を稼ぎつつ、取引を思いとどまるよう説得を試みる。

文太は、自分もかつて10年間で300万円を着服し、すべてを失った過去を語る。大金には違いないが、それと引き換えに失ったものの重さを思えば、決して釣り合うものではないと真剣に訴える。

しかし、画家は自らの誇りのためにこの取引を進めると頑なな姿勢を崩さない。文太は「彼の思うようにさせてやればいい」と言い出し、仲間たちと意見がぶつかるが、最終的に画家自身が心を変える。「贋作ではなく、自分が描きたい“黒卵”の絵を描くべきだ」と、自ら取引を放棄し、その場を離れる決断をするのだった。

ミッションを終え、芦ノ湖の湖畔で仲間たちと達成感を分かち合う文太。彼らもまた、自分と同じように人生につまずいた過去を持つ者たちだと知る。そして、四季が本当の夫を事故で亡くし、その心の傷から文太を“本物の夫”だと思い込んでいたことを、仲間から聞かされる。

円寂はそんな文太に、「四季を幸せにすることも、お前の大切なミッションだ」と優しく背中を押す。

しかしその頃、取引をやめて帰路につこうとしていた画家に悲劇が訪れる。落とした荷物を拾おうとした瞬間、不運にもトラックに撥ねられてしまう――。

3話あらすじネタバレ

 ちょっとだけ心の声が聞こえるエスパーになった文太(大泉洋)は、その能力を維持するEカプセルを兆(岡田将生)から受け取るため、桜介(ディーン・フジオカ)と「ノナマーレ」へ。そこで、桜介に実は息子がいると知ることに。
さらに、円寂(高畑淳子)や半蔵(宇野祥平)それぞれが抱える秘密も徐々に知ることになり…。

一方、悲惨な事故で夫を亡くしたショックから、文太を“本当の夫”だと思い込んでいる四季(宮﨑あおい)との生活にも、慣れ始める文太。「ヒーローの恋はアイドル以上にあってはならない」と警告されながらも、四季との距離が近づいていく。

そんな中、新たなミッションが届く。なんとそれは【爆発で人が死ぬのを止める】という、いつになく物騒なミッション。しかもその場所は、お祭りで人が賑わう神社で…!?

はたして、エスパーたちはちょっとだけの力を発揮して、人々を救うことができるのか…!

引用元:公式サイト

「ノナマーレ」からの指示がない日、円寂(高畑淳子)、半蔵(宇野祥平)、桜介(ディーン・フジオカ)らと一緒に、文太(大泉洋)も地域の清掃ボランティアに参加していた。昼間からたこ焼きを囲みながら酒を酌み交わすなごやかな時間の中で、文太は半蔵がかつて警察官だったことを知る。

その後、文太は桜介とともに「ノナマーレ」本部へ赴き、能力を維持するためのEカプセルを兆(岡田将生)から受け取る。そこで改めて、「薬が切れた状態が続けば解雇となる」「使命に私情を挟まぬよう、人を愛してはならない」といった厳しいルールを再確認させられる。

帰り道、文太は桜介から自分に17歳になる息子・紫苑(新原泰佑)がいることを打ち明けられる。桜介は、かつて家族を守るために犯罪者を手にかけて服役し、その結果、妻と離婚。息子は母の再婚相手の戸籍に入り、親子の縁は途切れてしまったという。それでも、紫苑の姿を陰ながら見守るため、彼の通学路に花屋を構えているのだと語る。

桜介の過去に耳を傾けた文太は、自分も幼少期に父と縁日に行くはずが、父の早足に追いつけず、結局たどり着けなかったという記憶を語る。それを聞いた四季(宮﨑あおい)は、地元の神社で行われるお祭りに一緒に行こうと文太を誘う。

祭りの日。ノナマーレの仲間たちと一緒に出かけようとしていた矢先、突然ミッションが発生する。その内容は、なんと【爆発による死者を防ぐ】という深刻なもの。そしてその爆発の危険がある場所は、彼らがこれから向かうはずだった神社だった。円寂は仮病を使って四季を自宅に引き止め、文太・半蔵・桜介の三人で現場に向かう。

三人は現地で不審な動きを警戒しながら巡回する中、万引き犯を捕まえる場面もあった。爆発自体を未然に防ぐことは叶わなかったものの、被害は最小限に抑えることに成功。文太は迷子の子供を父親と再会させ、桜介は鉄板を使って爆風から紫苑とその友人を守るという活躍を見せた。

ヒーローの登場に沸き立つ神社の人ごみの中に、キツネの仮面をかぶった謎めいた大学生・市松(北村匠海)の姿が紛れていた。一方で、兆は今回の任務の裏に、“正体不明の未知の要因”の存在を感じ取り始める。

翌朝。四季は体調不良を訴えて仕事を休むと言う。文太は心配しつつ出かけようとしたが、自宅でEカプセルがひとつ見当たらないことに気づく。四季に確認すると、どうやら風邪薬と間違えて服用してしまったらしい…。

【ちょっとだけエスパー】キャスト出演者がとっても豪華!

文太(ぶんた)◆ ◆ ◆大泉洋

会社をクビになり、家族も、貯金も、何もかもを失った“どん底サラリーマン”。
ネットカフェを泊まり歩く日々を送っていたある日、「ノナマーレ」という会社から面接の案内が届く。
最終面接になぜか合格。ちょっとだけエスパーとして、“世界を救う”仕事を与えられる。
用意された社宅には見知らぬ妻がいて、夫婦として暮らすことになり…!?

コメント

――本作のオファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください
脚本が野木亜紀子さんだと聞いて、僕は『アイアムアヒーロー』という映画以来だったのでとても楽しみでした。それ以降、野木さんが書かれてきている作品も素晴らしいものばかりなので、楽しみでしかなかったです。

――その後、実際に野木さんの書かれた脚本をお読みになった感想は?
野木さんの脚本らしく、笑いもあるんですが、どこか悲しみをたたえているところがあったり…いろんなことを考えたくなる複雑な部分もあるのですが、それでも面白くてスラスラ読めてしまう。さすがだなと思いました。

――本作で演じられる文太にどのような印象を持ちましたか? また、共通点はありますか?
ここ数年、連ドラでは、わりと激しめの役を演じることが多かったんです。そう考えると、文太さんはとても優しい。穏やかな人物を演じるのは久々だなと思いました。文太さんには、周りに流されていってしまうところや、人に強く言えないところがあるんですが、僕も意外とそういうタイプです。僕がはっきりモノを言うのは「これが食べたい!」くらいなので(笑)
“ちょっとだけエスパー”というぐらいなので、文太さんにも何かしら能力があるわけなんですが、そのさじ加減が面白いんです。ちょっとだけとはいえ、なかなかのエスパーですよ。でも文太さんの能力は非常に怖いなと思ったので、僕は絶対欲しくないです。世界を救うにはいい力かもしれないけど怖い! その一方、仲間になる人には結構ダメなのもいます(笑)。そういう笑える部分もあるんですが、物語の縦軸はわりと複雑なので、視聴者の皆さんにはいろいろと考えながら楽しんでいただけると思います。

――もしも文太のようにエスパーになれるとしたら、どんな能力が欲しいですか?
“飛ぶ”のも、実際にやったら肩が痛いとか、着地がヤバいとかいろいろ出てきそうだし…。そうなると“言語”ですね。最近も何度か、ちょっと海外に行ったのですが、全然言葉が通じないので、立ち所にどんな言葉でも話せる能力がほしいですね。

――《ジャパニーズ・ヒーロードラマ》ということで、大泉さんにとってのヒーローを教えてください
今さらかよと思われるかもしれないんですが、僕が人生で一番ハマッたヒーローは『24 -TWENTY FOUR-』(2001年ほか)のジャック・バウアーです(笑)。あと“元CIA”の人がかっこよくて好きなので、観る映画はほとんどが元CIAものです。生まれ変わったら元CIAがいいなと思うくらいです(笑)。バカですみません。

――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
まだ言えないんですが、出演する役者の皆さんがとても魅力的で豪華な方ばかりなんです。野木さんの脚本の中で、その方たちとのお芝居がどうなっていくのかが一番楽しみですね。
私はちょっとだけ能力を持っておりまして、そういう仲間がたくさん出てきます。そんな人たちが、じわじわと世界を救い始めます。バカバカしいお話かと思いきや、すごい展開になっていくので、きっと皆さんにとっても楽しい3カ月になると思います。来週はどうなるんだろうと、予測しながら楽しんでいただければ…ひょっとしたら、皆さんにも“ちょっとだけエスパー”の力が生まれるかもしれませんよ。

★次に解禁されるキャストは誰だ!? 大泉洋の“ちょっとだけ”ヒント
実は過去に共演したことがあります。その方の兄役を演じました。あとあまり民放の連ドラのイメージがない方なので、とても新鮮だと思います。もちろん人気もありますし、皆さんが大好きな方じゃないでしょうか。僕もご一緒するのは久しぶりなので、すごく楽しみです。

俳優・大泉洋が、ついにテレビ朝日の連続ドラマで初主演を果たします。
演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーとして活動をスタートし、北海道発のバラエティ番組『水曜どうでしょう』で全国的な知名度を獲得。その後、映画、ドラマ、舞台とジャンルを問わず活躍の場を広げてきました。

代表作には、ハードボイルドな私立探偵を演じた『探偵はBARにいる』(2011年)シリーズや、切ない家族愛を描いた『月の満ち欠け』(2022年)などがあり、これまでに日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を4度受賞。さらに『こんにちは、母さん』(2023年)では優秀助演男優賞にも輝くなど、高い演技力で評価を集めています。

近年では『ラストマン-全盲の捜査官-』(2023年)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)、さらにテレビ朝日開局65周年ドラマ『終りに見た街』(2024年)など、重厚な人間ドラマからコメディ要素のある作品まで幅広い役柄をこなす、まさに実力派。

舞台でも三谷幸喜作品をはじめとする多彩な演目に出演し、表現力の豊かさと独自の存在感で多くのファンを魅了してきました。
そんな大泉洋が、今回テレビ朝日の連ドラに初登場ということで、視聴者の期待も一層高まっています。

四季(しき)◆ ◆ ◆宮﨑あおい

「ノナマーレ」が用意した社宅で文太と暮らすことになる謎の女性。クリーニング店で働いている。
記憶喪失なのか、文太のことを本当の夫だと思い込んでいる。

コメント

――本作の出演オファーを受けたときのお気持ちや、台本を読まれた感想をお聞かせください
お話をいただいた瞬間“なんて面白そうなんだ!”と思い、すぐに参加させていただきたいとお返事しました。いろんな要素が盛りだくさんで、絶対楽しいドラマになるだろうな、という予感がすごくしました。
本当に毎回、台本を読むのが楽しみで、これからどうなっていくのだろうとワクワクしています。何度読んでも面白いし、文太さんに関してはすでに頭の中で大泉さんがものすごく動き回っています。ほかのキャラクターもそうですが、ひとりひとりがすごく愛すべき人物として描かれているので、みんなで一緒にお芝居をするのがとても楽しみです。

――本作で演じられる文太の妻・四季にどのような印象を持ちましたか?
夫婦のパワーバランスとしては、文太さんを操っている…ではないけれど、ちょっと転がしていて。でもすごく可愛らしくて、天然っぽいところもある女性なのかなと思っています。
セリフが面白いですし、結構ツッコミどころのあるキャラクターでもあるので、それをどうやって演じていくのか、そして文太さんはこのセリフにどう返してくれるのだろうかというのも、今からとても楽しみです。
年齢も含めて自分から遠いキャラクターではないし、わりと等身大の役だと思います。楽しみながら、いろいろな“遊び”ができる役だなと感じました。

――以前、兄妹を演じた大泉さんと久々に再会していかがですか?
大泉さんは普通にお話ししているだけで、とにかく面白いです。先日7年ぶりくらいにお会いしましたが、当時ご一緒した作品の話や、この7年間で変化したことなどをお話ししました。何もしていなくても、その場にいるだけで面白いという本当にすごい人なので、撮影期間は本当にずっと笑って過ごせる日々になるのではないかなと思っています。

――《ジャパニーズ・ヒーロードラマ》にちなんで、宮﨑さんにとってのヒーローは?
もちろん家族もそうですし、ヒーローはたくさんいます! お仕事の場でいうと、私はいろんな方に整えていただいて、こうやってカメラの前に出ることができるんですよね。そういうたくさんのヒーローたちの力をもらってお芝居ができているんだと常に思っているので、本当に私の周りはヒーローだらけです。そしてそんなふうに、自分も誰かのちょっとしたヒーローであれたらいいなと思います。

――もし自分がエスパーになるなら、どんな能力がほしいですか?
今は一瞬でみんなを涼しくしてあげられる力が欲しいです(笑)。みんなこれから暑い中で頑張るので、この撮影を乗り切るために、ちょっとでも涼しくできる力が欲しいです。日常的なことだと、お料理をするのはすごく好きですが、やはりとても時間が掛かるので…。時間を掛けて作るのも大好きですが、たまには一瞬でおいしいご飯を作ることができるパワーが使えたらいいなと思います。

――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
大泉さんもそうですし、すごく久しぶりにご一緒させていただく方もいらっしゃるので、みんなが集まった空間でどんなお芝居が繰り広げられるのかが、今から楽しみで仕方ないです。見てくださる方に、この現場を楽しみながら作ったものを、その雰囲気を含めてきちんと届けられるように、まずは私も全力で楽しみます。ぜひ期待していてください。

女優・宮﨑あおいが今回挑むのは、大泉洋演じる“ちょっとだけエスパー”の夫と暮らす、一風変わった妻・四季役。
2人が共演するのは、2018年放送のドラマ『あにいもうと』以来、実に7年ぶり。かつて“兄妹”を演じた2人が、今作では《ちょっと不思議で、少し笑えて、どこか切ない夫婦》として再びスクリーンに並びます。

宮﨑あおいといえば、2008年に放送された大河ドラマ『篤姫』で史上最年少の主演を務めたことで大きな注目を集め、その後もNHK朝ドラや数々の名作映画で高い評価を得てきました。
映画『怒り』(2016年)では日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞。『舟を編む』(2013年)、『ツレがうつになりまして。』(2011年)など、多彩な作品で観る人の心をつかんできました。

そんな宮﨑が今回、民放の連続ドラマに登場するのは約13年ぶり。演じる四季について本人は「天然で、ちょっと不思議。でもとても魅力的な女性」と話しており、「自分とあまり距離を感じない、素直に楽しめる役」と語っています。

撮影現場についても、「大泉さんは何気ない会話でも面白くて、きっと毎日が笑いに包まれる現場になると思います」と語るなど、共演者との関係性も良好。
ただし物語の中では、エスパーである夫・文太には《人を愛してはならない》という不可解なルールが課せられており、四季との“愛せない夫婦生活”が物語を複雑に揺らしていきます。

宮﨑あおいの柔らかくも芯のある演技が、四季という人物にどのような息吹を与えるのか――。
大泉洋 × 宮﨑あおい × 野木亜紀子という豪華な顔ぶれで届けられる、異色のSFラブストーリーに大きな注目が集まります。

桜介(おうすけ)◆ ◆ ◆ディーン・フジオカ

「ノナマーレ」の社員で、文太の仲間。なでまわすと花が咲く、花咲か系エスパー。
能力を生かし花屋を営んでいる。秘密の過去があるようで…?

コメント

――本作の出演オファーを受けた際のお気持ちや、脚本を読まれた感想をお聞かせください。
お話をいただいたのは確か1年前…ちょうど映画『ラストマイル』が公開された後くらいだったと思います。だから野木さんの脚本でまたお芝居ができるんだと、すごくワクワクしました。
最初に脚本を読ませていただいたとき、すごく景色が浮かんでくるし、まるで小説を読んでいるみたいだなと思いました。とにかく次が楽しみで、読み応えがあるんです。自分が桜介というキャラクターを演じるという目線以前に、『ちょっとだけエスパー』の世界に引き込まれました。
みんな日常を生きていく中で仕事をしているじゃないですか。自分がやりたいことじゃないと続かないし、「ありがとう」って言ってもらえるから頑張れる部分もあると思うんです。仕事って人生においてすごく絶妙なバランスで存在するものだと思うんですが、この作品では、そんな仕事として“ヒーロー”をやる…その落とし込み方がすごく絶妙だなと思って、楽しく読ませていただきました。

――桜介をどういうキャラクターだと捉えられましたか? また“なで回して花を咲かせる”という能力についてどう思われましたか?
桜介は軽口をたたきまくるキャラクターです。でもアホなことをたくさん言いながらも、大事なことは背中で語る、その姿勢で生き様まで見せる…そのバランスが魅力的なんです。
「とりあえず花、咲かせとく?」という桜介の能力を最初に知ったときは、景気がいいなと思いました(笑)。花ってキレイじゃないですか。でもそれだけではなく、花束を人に贈るとか、花言葉というものが存在したり…象徴的で詩的な意味合いももっているんですよね。桜介はそんなポエトリーな花というものの命をちょっとだけ操る役柄でもある。すごく風流だなと思いました。

――役作りのためにしていることはありますか?
プロデューサーから「とりあえず鍛えてこいと、そして日焼けしてこい」と指示を受けたので、とりあえず日焼けサロンの会員になりました。“平成ギャルコース”というプランに通っています(笑)昭和と令和をつなぐ“平成ギャル男・桜介”を目指しています(笑)。

――撮影が進んでいますが、現場の雰囲気はいかがですか?
もうとんでもないですよ! 日々、撮影現場は爆笑の渦です。大泉さんを筆頭に、全然違うタイプの魅力的なキャストがそろっているなと実感しています。みんな本当に面白いんですよ。
先日、泊まりのロケがあったんですが、みんなで食事しながらたくさんお話したんです。お酒も入ってしょうもない話で盛り上がりました。僕は大泉さんをリスペクトしているので「三代目 洋SOUL BROTHERSを襲名させてほしい」とお願いしたら、二代目は誰なんだという話になりました(笑)

――ディーンさんにとってヒーローと言える存在は?
ヒーローといえばリーダーシップが必要だと思うんですが、それだけじゃないとも思うんです。弱さに気づける視点を持っていたり、“強く、優しい人”がヒーローなのかなと思います。
そういえば自分が生まれた福島県須賀川市は、ジャパニーズ・ヒーロー代表・ウルトラマンの生みの親・円谷英二さんの町でもあります。地球の平和を守って、3分で帰っていくという、ある意味“ちょっとだけヒーロー”だなとも思います。

――実際にエスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいですか?
“時間を操る”力にはすごく興味があります。動画を見るときに、2倍速だと何を言っているかわからないから1.5倍速にする、というスピード感に慣れてしまっている人たちに合わせて、ドラマのセリフ回しも「0.8倍速でお願いします」とか(笑)。時間を巻き戻してみたいし、早送りもしてみたい。スローモーションにしたら、やたらとドラマチックに見えるミュージックビデオみたいに感じられるのかな…とか、時を操れたら、いろんな楽しみ方ができそうですよね。

――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
10月21日から始まります『ちょっとだけエスパー』毎日朝から晩まで頑張っています。チームみんなの熱意と創意工夫の込められたこの作品を通して、皆さんにとって人生のちょっとした息抜きになったり、新しいことを始めようという“気づき”をもっていただけたら…。
“もしちょっとだけエスパーになれたらどんな能力が欲しいかな?”と自分に問いかけながらこの作品を見ていただき、あなただけの色の花を咲かせてください。みんなで『ちょっとだけエスパー』を盛り上げていきましょう! 乞うご期待!

ディーン・フジオカが、今回“ちょっとだけエスパー”のひとりとして登場します。異色の設定が話題を呼ぶ今作で、主人公・文太とどのような関係を築いていくのか――その存在感に注目が集まっています。

ディーンといえば、NHK朝ドラ『あさが来た』(2015〜2016年)で演じた“五代友厚”が大きな話題となり、一躍国民的俳優として脚光を浴びました。その後も『モンテ・クリスト伯』(2018年)での復讐に燃える男や、『星降る夜に』(2023年)の産婦人科医など、多様なキャラクターを演じてきました。

さらに、2025年には話題作『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』にも出演。脚本家・野木亜紀子による映画『ラストマイル』(2024年)では、物語の緊張感を支える重要な役柄を務めています。
その一方で、世界を舞台にした挑戦も続けており、Netflix配信の台湾ドラマ『次の被害者』シーズン2(2024年)では、全編中国語のセリフに挑戦。アジア各国の合作ホラー映画『Orang Ikan』(2024年)では主演を務めるなど、アジア圏でもその存在感を広げています。

語学力と演技力を武器に、ボーダーレスに活動を続けるディーン・フジオカ。
日本国内のドラマだけでなく、アジアを中心とした国際的な作品でも評価を高めてきた彼が、本作でどんな“エスパー”像を見せてくれるのか。
国境を越えて進化を続ける俳優が加わることで、本作の世界観がより一層魅力的なものになることは間違いありません。

円寂(えんじゃく)◆ ◆ ◆高畑淳子

「ノナマーレ」の社員で文太の仲間。 念じるとほんのりあったかくなるレンチン系エスパー。200W程度の出力のため、お湯を沸かすにもちょっとぬるい。

コメント

――本作に出演が決まった時のお気持ちと、台本を読まれた感想をお聞かせください
私、大泉洋さんが大好きなんです。宮﨑あおいさんも『篤姫』以来久々ですし、好きな俳優さんばかりが出られるので、お話をいただいて本当にうれしかったです。
そして、ヒットメーカーでいらっしゃる野木さんの噂もかねがね伺っておりました。さすが台本が面白い! 演じるということを置いておいても「早く次が読みたい!」となる、読み物としても本当に楽しい脚本です。野木さんとご一緒するのは初めてなんですが、「すごいことに挑戦するんだな」と思いました。

――《念じるとほんのりあったかくなるレンチン系エスパー》円寂というキャラクターの印象は?
まだ言えないことも多いのですが、円寂さんにも過去に何かあったんだろうな…という片鱗を感じられると思います。芝居に関してはほぼ自分のまま、ワーキャーしながら楽しんでいる状況です。エスパーに関しては…お湯が温まっていいことあります(笑)? 「ハッ!」と念じるんですが“コンロにかけりゃいいじゃない!”というぐらいのもんです(笑)。あまり役に立たない能力ですが、それがミソだと思います。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
大泉さんのお人柄もあって、芝居の現場だということをすっかり忘れてしまうくらい(笑)、和気あいあいとしています。たこ焼きを焼いたときには「あとで食べようね」とか、本当に居心地が良くて楽しいです。

――《ジャパニーズ・ヒーロードラマ》にちなみ、高畑さんにとってヒーローといえる存在は?
昔から卓越した運動能力のある人が私にとってもヒーローでした。ジャイアント馬場さん、長嶋茂雄さん、力道山さん、裸足で走ったアベベ・ビキラさん。そして水泳が強かった時の400m個人自由型の古橋廣之進さんとか…古くてあまりわからないかな(笑)?
あと、卓越した能力以外に、“誰かを救う”ヒーローという意味では、鉄腕アトムですね!

――もしエスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいですか?
見たら全部のセリフを瞬時に覚えられて、パッとそのページが出てくる能力がほしいです。私、人の顔もすぐに忘れてしまうんですよ。だから見たものを脳に写真として取り込める力があったらいいですね。

――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
タイトルもちょっと不思議で、あまり聞いたことのないドラマになるかもしれません。最初はちょっと違和感があるかもしれませんが、絶対やみつきになります。皆さん、10月にお会いしましょう!

数々の名作で圧倒的な存在感を放ってきた実力派女優・高畑淳子が、本作で演じるのは、文太と同じく“ちょっとだけ特殊な力”を持つ円寂(えんじゃく)。かつてNHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)では、大泉洋演じる真田信幸の母・薫として共演したことも記憶に新しい名優が、今回はまさかの“レンチン系エスパー”役に挑みます。

円寂の能力はというと──“念じるだけで物をほんのり温める”という不思議なスキル。
しかしその出力はおよそ200Wほど。温まったかどうかは微妙なレベルで、コーヒーはぬるく、お湯も沸騰にはほど遠い…。
高畑さん本人も「これで本当に何か役に立つんですかね?」と笑ってしまうほど、ユニークで実用性の薄い力です。

それでも、高畑さんはこの設定に大きな魅力を感じている様子。「あまり役に立たないからこそ面白い。そこに意味があると思う」と語り、演じる喜びを噛みしめています。野木亜紀子による脚本にも「読んでいるだけで続きが気になる」と絶賛のコメントを寄せ、現場では「芝居をしていることを忘れてしまうくらい、毎日が楽しい」と明かしています。

果たして、控えめな能力を持つ円寂が、どのように物語に関わり、文太たち“ちょっとだけエスパー”たちとどんなチームワークを見せてくれるのか。
温度は低めでも、存在感はホットな高畑淳子の活躍に、ぜひ注目してみてください。

半蔵(はんぞう)◆ ◆ ◆宇野祥平

「ノナマーレ」の社員で文太の仲間。ちょっとだけ動物と話せる、アニマルお願い系エスパー。柴犬の佐助やカメの古田さんなど動物たちと暮らしている。

コメント

――本作に出演が決まった時のお気持ちと、台本を読まれた感想をお聞かせください
プロデューサーの貴島さんからいただいた企画書を読んだときに、大泉さん主演の“新しいヒーローものを作る!”という思いがすごく伝わってきたんです。僕もヒーローものが好きなので、うれしかったですし、久しぶりに大泉さんとご一緒出来る事が、とても楽しみでした。
そして野木亜紀子さんが、SFヒーロードラマの脚本を書かれると聞いて、“いちファン”として只々観たいと思いましたし、再び野木さんの脚本作に参加できることを大変うれしく思いました。
笑いの裏にある表裏一体の、何か、を考え続けてしまう素晴らしい脚本です。

――《アニマルお願い系エスパー》半蔵というキャラクターの印象は?
まだ言えないことばかりなのですが、僕自身動物と話せたらいいのにと思ったことがあります。
岩波少年文庫の『ドリトル先生シリーズ』が好きなので、自分が演じる半蔵がちょっとだけ動物と話せるのがうれしいです。相棒の柴犬・佐助は本当に賢くて、かわいくて、おとなしくて、素晴らしいです!
でも今のところは劇中と同じで…あまり僕の言うことは聞いてくれません(笑)。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
大泉さんを中心に宮﨑さん、ディーンさん、高畑さんはじめ共演者の皆さんや監督、スタッフの皆さんがとても明るく、いいチームなので、楽しい雰囲気の中で撮影が進んでいます。

――《ジャパニーズ・ヒーロードラマ》にちなみ、宇野さんにとってヒーローといえる存在は?
パッと頭に浮かぶのは、勝新太郎さんの『座頭市』です。
特に好きなのはテレビ版の勝新太郎さんが監督もされた『二人座頭市』という回です。

――もしエスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいですか?
やっぱり半蔵と同じように動物と話せたらいいですね。色々聞いてみたいことが沢山あります。

――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
話せないことばかりですが、個人的には作品を観る時は予備知識がない状態で観ることが好きなんですが、この『ちょっとだけエスパー』はまさに予備知識なく観てもらうのが理想かもしれません。想像もつかない物語が待っています。ぜひ期待していてください。

個性派俳優として、作品ごとに確かな印象を残してきた宇野祥平。2024年公開の映画『ラストマイル』では、火野正平演じる父親と並び、厳しい現実を生きる下請け業者の男をリアルに演じ、多くの観客の心をつかみました。なかでも、静かな佇まいの中ににじむ切実さが話題を呼び、“Wしょうへいが作品の真の主役”と称賛されるほどの存在感を発揮しています。

そんな宇野が今回挑むのは、動物と“ほんの少しだけ”意思疎通ができるという特殊能力を持つエスパー・半蔵役。愛犬の柴犬・佐助と暮らしながら、動物たちの力を借りて世界を守ろうと奮闘する、ちょっと風変わりなキャラクターです。

ただしその力は、万能とは程遠いもの。言葉が通じるといってもほんのわずかで、佐助に頼んだはずのことがなかなか伝わらず、予想外の行動に振り回されることもしばしば。撮影中のエピソードについて聞かれると、「佐助はとてもかわいいし賢いけど、僕の言うことはあまり聞いてくれないかも(笑)」と、愛情たっぷりに語ってくれました。

「新しいタイプのヒーロー作品を作ろうという想いが脚本から感じられて、参加できて本当にうれしかった」と語る宇野祥平が、この物語にどう深みを与えてくれるのか。
野木亜紀子との再タッグで挑む“アニマルお願い系エスパー”半蔵の活躍に、どうぞご期待ください。

市松(いちまつ)◆ ◆ ◆北村匠海

文太たちに近付いてくる謎の大学生。どうやら、たこやき研究会に所属しているらしい。

コメント

「ちょっとだけエスパー」の出演オファーを受けて

「にじいろカルテ」「星降る夜に」でご一緒したプロデューサーの方からお話しをいただいて、すごく“らしいな”というところからスタートしました。そして僕がすごく大好きな役者・大泉さんが主演! 僕は「水曜どうでしょう」が大好きで、どれだけあの日常感に救われたことか…。ある意味、大泉さんは僕を“ちょっとだけ”救ってくれた方なんです。年末の大型音楽番組で司会をなさった時に初めてお会いして「ファンです」とお伝えしたくらいなので、今回ドラマで再会できるという喜びが大きかったです。そして、連続テレビ小説「あんぱん」で1年間という長い撮影を終えた次の作品だったので、いい意味で肩の力を抜けるチームに参加したいなという気持ちもありました。
脚本を読んだ感想

読み進めていくと、“SFバトルアクションもの”とも言える内容なんですが、そこにはずっと何か“普通じゃなさ”が漂っていて…。この作品を見た人が、ちょっとだけ平和な日常を感じられるのではないかと思える優しさや温かさがすごく詰まっている物語です。読んでいて面白いのはもちろんなんですが、すごく大きな船に乗ったような気持ちになりました。
市松のキャラクターについて

まだ言えないことばかりなんですが……ある意味、本当に普通の大学生です(笑)ただ、別の角度から見ると変すぎる! それが絶妙なキャラクターです。このドラマは個性豊かな人たちが集まっているので、その中で市松というキャラクターには、ずっと“つかめない普通さ”があるといいなと思っています。ある意味で、作品を引き締める立場でもありながら、ずっと漂っているような役だとも思います。
大泉と共演して

初日から2人でいろんな話をして、おなかがよじれるほど笑いました。今では“オモロイおじさん”という印象です(笑)。基本的には「(水曜)どうでしょう」の話をずっとしているんですが、たくさんお話をさせていただいて、楽しいスタートが切れました! クランクインの日、撮影に入る前に「市松役の北村匠海さんです!」と紹介された瞬間、大泉さんがジッと僕を見ていて、「これは試されているな…?」と感じました(笑)。何かを欲しているとはわかったんですが、すぐに応えることができなくて…のちほど「数カ月でものにします!」とお伝えしました(笑)。
「ちょっとだけエスパー」の個性豊かなキャラクターの中で一番気になっているのは

個性が爆発している桜介です。ディーンさん自身も個性と自分の世界をお持ちなんですが、それを押しつけるわけではなく、気づけばディーンさんの世界に勝手にお邪魔している感じなんですよね。前にドラマでご一緒したとき、急に「匠海くん、ちょっとミット打ちしようよ」と言われたんです。そしたら車からミットとグローブが出てきて、本番が始まる直前まで汗をかかされました(笑)。今回、そんなディーンさんがさらに個性を増幅させたようなキャラクターで…すごく面白いと思います。
本作が“ジャパニーズ・ヒーロードラマ”ということでヒーローと言える存在は

僕はいろんなジャンルがありますが、各ジャンルにヒーローがいます。いろんなヒーローが増えすぎて絞りきれないんですが、始まりはジョン・レノンさんだった気がします。曲ももちろんなんですが、“存在”としてずっと憧れていました。そしてOasisさん、RADWIMPSさん、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTさん、チバユウスケさん…僕には音楽のヒーローがいっぱいいます。役者だと僕、チャウ・シンチーさんが好きで、一番数を重ねて見た映画が「少林サッカー」(2001年)なんです。なぜか回数で言うとダントツで見ていますね。
もしエスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいか

完璧な火加減を手に入れることができるエスパーがいいです。料理するときにミリも違わない、これがベストだという火加減を常に叩き出せるエスパー。僕は普段、結構料理をするんですが、成功もあれば失敗もある。失敗もまた良しなんですが、できれば火加減だけは間違えたくないんですよね。
放送を楽しみにしている視聴者にメッセージ

作品が始まる前に制作チームからいただいた言葉なのですが、“世の中のヒーローは強すぎる”。でもこのドラマに出てくるのは、ちょっとだけのエスパー。見てくださる皆さんの日常がちょっとだけ平和になればいいなという思いを込めて、楽しみながらこのドラマをお届けしたいと思います。僕が演じる市松は謎の多い人物ではありますが、これから先、この世界と携わって日々を重ねていくことがすごく楽しみです。温かく、見応えがあって“漠然とこれを見られている僕らって平和なのかもしれない”と感じることができるドラマなのかなと思います。ぜひとも皆さん、楽しみに待っていてください。

北村匠海さんは、NHKの連続テレビ小説『あんぱん』で主人公の夫・柳井嵩を演じ、心優しい役柄で視聴者の心をつかみました。モデルとなったのは、アンパンマンの生みの親・やなせたかしさん。朝ドラでの印象的な演技が話題となったばかりの北村さんが、今作『ちょっとだけエスパー』で再び注目を集めています。

俳優業だけでなく、音楽活動でも活躍しており、ダンスロックバンド「DISH//」のリーダーとしても多くの支持を集めています。芸能界入りは9歳のときで、CM出演を経て、2009年の『太陽と海の教室』でドラマデビューを果たしました。

これまでに出演した主なドラマには『星降る夜に』『王様に捧ぐ薬指』『アンチヒーロー』『教場』シリーズなどがあり、2022年のドラマ『名探偵ステイホームズ』では主演を務めました。

映画作品にも多数出演しており、代表作には『君の膵臓をたべたい』『東京リベンジャーズ』シリーズ、『悪い夏』などが挙げられます。2024年10月24日公開の『愚か者の身分』でも主演を務めるなど、次々と話題作に登場しています。

今回の『ちょっとだけエスパー』で北村さんが演じるのは、たこ焼き研究会に所属する謎めいた大学生という個性あふれるキャラクター。朝ドラ出演後、初のドラマ出演となる今作で、どのような存在感を放つのか注目が集まります。多彩な表現力を持つ北村匠海さんの新たな一面に、ぜひご期待ください。

兆(きざし)◆ ◆ ◆岡田将生

「ノナマーレ」の社長。文太らをエスパーにした張本人。人を愛してはいけないという不可解なルールと、ちょっと不思議なミッションを文太らに課す。

コメント

――本作に出演が決まった時のお気持ちは?
単純に面白そうだなと思いましたし、20歳・21歳の頃からお仕事させていただいている大泉さんと久々にご一緒できるのも楽しみでした。そしてなんといってもこんなに豪華なキャストのドラマはなかなかないので、皆さんの演技合戦を見られるのは、とても贅沢な時間になるのではないかなと思って、すごくうれしい気持ちになりました。

――野木亜紀子さんのオリジナル脚本を読まれた感想をお聞かせください
野木さんの脚本はやっぱり面白いな、そしてやっぱり難しいなということですね。いま日本が抱えている社会的な問題も含まれているのにクスッと笑えるという…。そして先の展開が本当に読めないので、こんなに先が気になる台本は久々で、やっぱり野木さんはすごい方だなと思っています。

――兆というキャラクターの印象は?
兆は「ノナマーレ」という会社で社長を務めています。皆さんにミッションを課して世界を救ってもらうんですが、それを総括する役柄です。でも今はこれ以上言えないんです。こんなに何も言えない役柄って今までなくて(笑)! だから見てくださる視聴者の方には、このドラマ自体も楽しんでほしいですし、僕が演じる兆という役についてもいろいろと考えてほしいなと思っています。中盤あたりから、1話から見返したくなるような仕掛けがいろいろありますので、ぜひ兆にも注目していただけたらうれしいです。

――本作にはいろいろなエスパーが登場しますが、気になっているキャラクターは?
実際にはまだ大泉さんとしかお芝居をさせていただけていないんですが、台本を読んでいる段階から完璧に桜介(ディーン・フジオカ)さんのファンです。早く桜介さんの決め台詞「花咲かせとく?」を生で聞きたいと思うぐらい、人間臭くて、とても可愛らしいキャラクターなんです。それをディーンさんがどう演じられているのかを見るのがすごく楽しみですし、早くあのキャラクターと対面したいですね。

――実際に撮影に入られていかがですか?
野木さんの脚本はキャラクター同士の会話がすごく面白いんです。だから文太さんとの掛け合いにしても、今まで自分が演じてきた役柄とも全然違っていて、不思議な空気が流れている感じなんです。ものすごくクリエイティブなものが生まれる現場なのではないかと思いながら参加させてもらっています。

――ほかのキャストの皆さんとご一緒するうえで、楽しみにしていることはありますか?
皆さん大先輩ですから、若輩な私はどこかで切り口を…と思っているんですが、たぶん大泉さんが司会的な感じで輪に入れてくださると思います。いろいろなお話をお聞きしたいですし、この台本についても、たぶん皆さんそれぞれ読み方が違うと思うんですよ。なのでどう解釈して演じられているのかも皆さんにお聞きできたらうれしいです。

――《ジャパニーズ・ヒーロードラマ》にちなみ、岡田さんにとってのヒーローは?
僕にとっては、常に寄り添ってくれる人がヒーローですかね。生きていく中では、やっぱりどうしたって喜ばしいことばかりではなく、いろんな悲しみや苦しみがあると思うんです。そんな時にすっと隣にいてくださる方が僕にとってはヒーローみたいな感じかな、と思います。

――エスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいですか?
家に猫が2匹いるんですが、昨日も「この子たちの声が聞こえたら、生活がもっと豊かになるのではないか」と思ったんです。たまに僕、見下されているなという瞬間があったりして(笑)、動物の声が聞こえるエスパーがあればうれしいなと思った…んですが、それではなく熟睡できるエスパーが欲しいです! 最近、年齢なんですかね…すぐ目が覚めちゃうんです(笑)。めっちゃ疲れているのに、3時間ぐらいで起きちゃうんですよ。で、天井を見つめるんですけど、やっぱり10分、15分ぐらい寝られないんですよね。朝、仕事があるから6時、7時に起きるんですが、ちゃんと寝ているのにやっぱりちょっと疲れているなって。だから、ちょっとだけでもいいから熟睡できるエスパーが欲しいです。

――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
僕は自分のテーマが“選択”なのではないかと思っているので、“人生の選択”をテーマに兆というキャラクターを演じています。最終回が終わる頃、いま僕が言った言葉が「あぁ、そういうことか」と思ってもらえるのではないかと思うぐらい、熱量を込めてこのドラマに参加しております。皆さんには、ぜひ1話も見逃さずに、このドラマを見てほしいなと思っております。

国内外で活躍の幅を広げる実力派俳優・岡田将生が、本作では物語の鍵を握る“エスパー集団の指令者”・兆(きざし)として登場します。文太たちに謎めいたミッションを課し、「世界を救え」と命じるその存在は、単なる上司以上に物語全体の運命を動かすキーパーソン。冷静沈着な雰囲気の奥に、どこか掴みきれない異質さを漂わせるキャラクターを、岡田さんがどう演じるのか注目が集まります。

岡田将生さんは、2024年に公開された野木亜紀子脚本の映画『ラストマイル』で、圧巻の演技を見せ「第48回日本アカデミー賞・優秀助演男優賞」を受賞。社会の闇と人間の繊細な感情を描いた同作で、観る者の心に強い印象を残しました。

さらに、韓国発の話題作『殺し屋たちの店』の続編(Disney+配信予定)にも出演が決定し、演技のフィールドを国境を超えて広げています。作品ごとに異なる魅力を発揮し、国内外問わず存在感を高める岡田さんが、本作では“謎の司令塔”という新たな顔を見せてくれます。

これまで数々のキャラクターに息を吹き込んできた岡田将生が、「ちょっとだけエスパー」の世界で放つ重厚な存在感に、どうぞご注目ください。

キャスト引用元 公式サイト

まとめ

大泉洋さん主演テレビ朝日系火曜9時枠の連続ドラマで放送の「ちょっとだけエスパー」に原作はありません。

「海に眠るダイヤモンド」「MIU404」「アンナチュラル」などの脚本家、野木亜紀子さんによるオリジナル作品です。

いつかSFを作る、と言い続けてきた野木亜紀子さん。ようやくその夢が叶いました!

主演の大泉洋さんが演じる、人生を詰んだサラリーマンが、ちょっとだけエスパーになって世界を救う?というジャパニーズ・ヒーロードラマ。

サラリーマン・文太がある会社の面接で「君には今日から、ちょっとだけエスパーになって、世界を救ってもらいます」と言われたことをきっかけに、仲間たちと奮闘しながらさまざまな任務に奔走する姿を描いた作品です。

共演は宮﨑あおいさん、ディーン・フジオカさん、北村匠海さん、高畑淳子さん、 宇野祥平、岡田将生さんと、映画並みのキャスト出演者が揃いました。

さらに、これからどんどん発表されていくそうです!

放送は2025年10月21日よる9時から、初回拡大版です。

皆さんにも、ちょっとだけエスパーの力が生まれるかも!

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