ばけばけ時代背景と時代設定・年代を時系列で!明治初期からスタート!

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NHK連続テレビ小説・朝ドラ「ばけばけ」は怪談で知られる小泉八雲さん(ラフカディオ・ハーン)とその妻・小泉セツさんをモデルとした夫婦の物語ですが時代背景や時代設定や年代とは?

明治初期からスタートする「ばけばけ」の時代背景と時代設定・年代・年表を時系列でご紹介していきます。

目次

朝ドラ【ばけばけ】年代は明治時代の初期からスタート!

朝ドラ「ばけばけ」とは?

2025年9月からスタートするNHK連続テレビ小説・朝ドラ『ばけばけ』は、松江を舞台に、没落士族の娘・松野トキと、異国からやってきた英語教師・ヘブンの出会いと絆を描いた、心温まる夫婦の物語です。

共通の興味である“怪談”を通して、異なる文化を持つ二人が少しずつ心を通わせていきます。

物語の着想の元となったのは、『怪談』の著者として知られる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、その妻・小泉セツの実話。

実在の人物をモチーフにしながらも、フィクションとして大胆に再構成され、古き良き日本と西洋文化が交差するドラマチックな世界観が広がります。

主人公・松野トキを演じるのは、映画『ベイビーわるきゅーれ』で注目を浴び、「第15回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞」に輝いた髙石あかりさん。2002年生まれ、宮崎県出身の若手実力派が、本作でNHK朝ドラ初主演という大役に挑みます。

トキの相手役となるヘブンを演じるのは、オーディションで1767人の中から選ばれたイギリス出身の俳優トミー・バストウさん。異文化を背負う役どころを、瑞々しい感性で体現します。

脚本を手がけるのは、『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(NHK)などで知られるふじきみつ彦氏。柔らかなユーモアと人間味あふれる筆致で、時代を超えた愛と再生の物語を紡ぎます。

“怪談”という日本独自の文化を背景に、心の奥にそっと触れるような、静かで深い感動を届けてくれる本作。異なる背景を持つ二人が、互いの痛みと美しさを知り、共に生きていく姿が、今を生きる私たちの心にもそっと寄り添います。

ばけばけ年代は明治初期からスタート!

そんな朝ドラ「ばけばけ」は、明治時代の初期からスタートします。

ヒロイン・松野トキの小学生時代からスタートします。

トキの子供時代を演じる子役キャストについてご紹介しています。

松野トキの子役キャストは福地美晴!ヒロインの女の子【ばけばけ】

 

ばけばけ時代背景と時代設定を時系列で【子供時代~18歳】

1876年?(明治9年?) 小学生時代

1週目で描かれるのはヒロイン・トキの小学生時代。おそらく8歳くらいです。

詳細な年はまだわかりませんが、判明している情報からおそらく明治9年くらいだと思われます。

武士の時代が終わり、人々の暮らしや価値観が近代化に向けて急速に変化しつつある時代でした。

島根県松江市で暮らす、トキの子供時代の家族や周囲の人達との生活、関係性が描かれます。

明治9年といえば、廃刀令が公布された年でした。この法令により、武士が日常的に帯刀することが禁じられ、長らく「武士の魂」とされてきた日本刀が、制度としてその役割を終えることとなりました。

刀を手放すということは、武士のアイデンティティそのものを否定されるに等しく、多くの士族にとって耐えがたい屈辱でした。その反発は、各地での士族反乱へとつながっていきます。

中でも最大規模だったのが、明治10年(1877年)に発生した「西南戦争」です。西郷隆盛を中心とする士族の蜂起に対し、新政府軍は近代兵器と軍制をもって応戦。

1886年(明治19年)働きながら借金を返す日々~結婚と離婚

18歳になったトキは、父親が商売で失敗して作った借金を返すために、学校に行かずに、織物工場で働いていました。

子供のころは武家の街に暮らしていましたが、遊郭街と隣り合わせの長屋に住んでいます。借金取が家にやってきて借金がなかなか返せないと「遊郭で働いて返せ!」と言われる辛い日々。

トキは、婿をもらって働き手を増やして借金を返そうと、家族に提案するのでした。そしてなんと、結婚をしたトキでしたが、家族との関係で夫と意見の相違があり、離婚することになるのでした。

1886年といえば、 「ノルマントン号事件」が起こった年です。イギリスの貨物船ノルマントン号が座礁・沈没した際、イギリス人の船長や乗組員だけが脱出に成功した一方で、乗っていた日本人乗客25名は全員が命を落としました。この出来事は、日本人に対する人種差別の疑いを呼び起こしました。

しかし、当時の不平等条約に基づく領事裁判権により、事件の裁判はイギリス領事の管轄で行われ、結果としてイギリス人船長らは無罪となりました。この判決を知った日本国民の間では強い反発が起こり、明治政府に対して不平等条約の改正を求める声が一層高まることとなりました。

ばけばけ時代背景と時代設定を時系列で【ヘブンとの出会い】

1890年(明治23年) ヘブンと出会い身の回りの世話をする女中に

離婚後、引き続き、家族を養って借金を返すために、働き続けていたトキ。のちの旦那様、日本にやってきたヘブンと出会うことになります。

そして、生まれ育った松野家と没落してしまった親戚の雨清水家を養うために、ヘブンの身の回りの世話をする女中として働く決意をします。

こうして、2つの家を背負うことになったまだ22歳のトキでした。

1890年の明治23年は第1次山県有朋内閣の下で、第1回帝国議会が召集された年でした。

1891年(明治24年)怪談を通じて距離を縮める2人

ヘブンは日本にやってきて初めてのお正月を迎えます。ヘブンのことを県知事の娘・リヨが好きになり「松江に残って、結婚してください」とプロポーズされます。

しかいヘブンは自分の境遇を話して、居場所を定められない宿命だと断るのでした。

トキが得意の怪談をヘブンに話して、ヘブンは熱心に聞くようになるのでした。

こうして怪談を通して2人の距離が縮まっていき、自然と気持ちが通じ合うようになる2人でした。

明治24年は、滋賀県大津市でロシア皇太子暗殺未遂事件が起きました。来日したロシア皇太子ニコラスに対し、護衛の巡査津田三蔵が斬りつけ重傷を負わせた事件です。政府は津田の死刑を要求したが、大審院児島惟謙は無期徒刑を決定。司法権の独立を守ったことで知られる事件です。

ばけばけのモデル・小泉セツ・小泉八雲の年代・年表まとめ

今ドラマでわかっているのは、1891年(明治24年)までの出来事です。

以降では、モデルの小泉セツさんと小泉八雲さんの年代・年表をご紹介していきます。

1980年(嘉永3年):小泉八雲(ハーン)がギリシャ・レフカダ島に生まれる

1866年(慶応2年):遊戯中の事故で左目を失明。父親死去。

1867年(慶応3年):八雲の面倒を見てくれていた大叔母のブレナン婦人が破産し、学校を退学してロンドンへ。

1868年(慶応4年):小泉セツが誕生。

1869年(明治2年):八雲が極貧生活から抜け出すために、アメリカにわたり新聞記者に

1874年(明治7年):八雲が最初の結婚。しかし3年ほどで結婚生活は破綻してしまう。

1886年(明治19年):小泉セツが最初の結婚

1890年(明治23年):小泉セツが離婚。八雲が日本に渡って中学校教師として松江に赴任。

1891年(明治24年):小泉セツが八雲の身辺の世話のために雇われる。

1893年(明治26年):セツと八雲の長男・一雄が誕生する

1896年(明治29年):セツと八雲が正式に結婚

1897年(明治30年):次男・巌が誕生

1899年(明治32年):三男・清が誕生

1903年(明治36年):長女・寿々子が誕生

1904年(明治37年):小泉八雲が54歳で心臓発作のため永眠

1932年(昭和7年):小泉セツが64歳で脳溢血で息を引き取る

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