雨清水タエのモデルは小泉チエで実母?史実とは?

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NHK朝ドラ「ばけばけ」でヒロインのトキの親戚の北川景子さんが演じる雨清水タエ(うしみずたえ)が登場しますがモデルは小泉チエでヒロインのモデル小泉セツの実母?

雨清水タエのモデルやネタバレなどについてご紹介します。

今後の重要なネタバレも一部含まれるので、知りたくない方は閲覧注意です。

目次

雨清水タエとは?ばけばけでヒロイン松野トキの親戚?

朝ドラ「ばけばけ」とは?

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」は高石あかりさんをヒロインにした第113作目となる朝ドラです。

島根県松江で没落士族の娘として生まれ育ったヒロイン・松野トキ(高石)が、つまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪しい話好き”という共通点から次第に心を通わせていく。

小泉八雲の妻・小泉セツをモデルに、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描いています。

原作はなく、脚本はふじきみつ彦氏が手掛けました。

高石あかりさんが演じる松野トキのモデルや史実については、以下の記事で紹介しています。

松野トキのモデルは小泉セツ!小泉八雲の妻で史実とは?

夫役のトミー・バストウさんが演じるレフカダ・ヘブンのモデルや史実については、以下でご紹介しています。

レフカダ・ヘブンのモデルは小泉八雲で実在で史実とは?

本作のキーワードは「化ける」。
明治という時代は、人々の暮らしも価値観も急速に変化し、“化ける”ように姿を変えていきました。取り残された人々の思いは、時に「怪談」として語り継がれます。

同じように、ヒロイン・トキがうらめしく感じていた世界も、出会いや経験を経て、やがては“かけがえのない素晴らしいもの”へと 「ばけて」いく のです。

雨清水タエ(うしみずたえ)とは?トキを見守る親戚?

雨清水タエ(演・北川景子)

トキの親戚。
松江でも随一の名家に生まれ、大勢の女中たちに囲まれながら何不自由なく育った。凛とした気品と厳しさを兼ね備える。親戚であるトキにも、武士の娘としての品格を求め、礼儀作法やお茶など武家の娘としての教養を厳しく教えている。

<北川景子さん コメント>

今回私が演じます雨清水タエは、松江藩で代々家老を務めた家の出で、三十人近い奉公人にかしづかれ育ったお姫様です。
タエは文明開化の真っただ中で、これまでの身分制度が廃止されたにも関わらず、時代の移ろいについていくことができません。
姫として教養を受け育ち、武家の誇りを持ち生き続けてきたのに、ある日突然生活能力を身につけて働けと言われても、タエは戸惑うばかりで時代にアジャストするという価値観はありません。
タエは最後まで誇りを捨てることなく生きていくのか、子どもたちのために誇りを捨て、一度死んだつもりで生きるのか、決めなくてはならなくなります。
国のために生き、国に翻弄された姫を、心を込めて演じます。
タエの身の上に起きたことが決して架空のお話ではなく、その時代に起きていたことだと理解して、最後まで役と向き合っていきたいと思います。

引用元 公式サイト

北川景子さんが演じる雨清水タエは、お姫様として育った女性。

トキの親戚で、いろいろな作法や教養などを厳しく教える存在。

松江屈指の名家に生まれ、幼いころから多くの女中に囲まれ、何ひとつ不自由のない環境で育った女性です。常に凛とした気品をまとい、内に秘めた厳しさも併せ持つその姿は、まさに武家の娘としての誇りを体現しています。

親戚にあたるトキに対しても、甘やかすことなく、礼儀作法や茶道といった武家の女性としての教養を厳しく教え込んでいます。タエにとって「品格」とは生まれだけでなく、日々の振る舞いにこそ宿るもの。武士の家系に生まれた者としての責任感と信念を、静かに、そして力強く貫いています。

そんなタエですが、実は驚きの正体が後に描かれることになります。

雨清水タエの夫、雨清水傳(うしみず でん)役を堤真一さん、三男の雨清水三之丞(うしみず さんのじょう)役を 板垣李光人さんが演じます。

以降では、タエのモデルの小泉セツについての史実をご紹介していきます。今後のネタバレも含む内容になっているので、知りたくない人は閲覧注意です。

雨清水タエのモデルは小泉チエ!お姫様から物乞いをする貧困に!

雨清水タエのモデルは小泉チエ!ドラマとは違って史実は実母?

雨清水タエのモデルは、ヒロインのモデル、小泉セツさんの実母、小泉チエさんだと思われます。

小泉セツさんは、江戸から明治時代への転換期、松江藩士の小泉湊さんとその妻・小泉チエさんとの間に誕生します。

節分の日に生まれたので「セツ」と名付けられました。

小泉セツさんは小泉家の次女として生まれましたが、生後7日目に遠縁にあたる稲垣家に養女として育てられることになります。

稲垣家には子供がおらず、小泉家に次に女の子が生まれたら、稲垣家の養女になる、という約束をしていたのです。

小泉家は松江藩に代々仕え、禄高三百石の「上士」と呼ばれる由緒ある家柄で、稲垣家はそれより低い禄高百石の「並士」。

養父母の金十郎さんとトミさんは、格式の高い家に生まれたセツさんを「おじょ(お嬢)」と呼び、それは大切に育てました。

ドラマでは、トキはのちに本当の両親のことを知ることになりますが、史実でも子どものころから知っていたであろうと思われます。

セツさんは「幼少の頃の思い出」として、こんなことを書かれていました。

小泉の実母は藩中で有名な美しいお嬢様で音楽の天才で草双紙の精通者であった。稲垣家で小泉家を尊敬すること非常なもので、また稲垣家で私を大切にする事も格別であった

引用元 プレジデント ウーマン

小泉セツさんは子どものときから小泉家に通い、お茶や生け花などの作法を身に着けていました。

稲垣家が没落したあとは、実父が興した機織会社で働き、最初の夫と離婚したあと、小泉家に復籍しています。

実父の会社が倒産したため、セツさんは小泉家と稲垣家の両家族の面倒をみることになり、小泉八雲さんの家で住み込みで働くことになりました。

小泉チエとは?お姫様だった?

小泉チエさんは、30人近い奉公人たちのいる家に、一人娘として生まれました。

実家の塩見家は、松江城の三の丸御殿の向かいにあり、とても大きなお屋敷だったといいます。

塩見家は出雲松平藩において、藩の家老を輩出する家禄1500石の家で、小泉家よりも格式の高い家柄です。

小泉チエさんはとても美しく、三味線なども上手な評判の美人だったといわれています。

チエさんは13歳になる前、結婚したことがありました。

ですが婚礼の夜チエさんは、夫が身分が下の女性と一緒に死体となっているところを見つけます。

ふたりは恋人関係にあったようで、無理心中をしたと思われます。

そんなときでも取り乱すことなく、義母に報告をしたという、信じられないほど大人の対応をしたチエさん。

どんなときでも冷静に、と躾けられて育ったのです。

14歳で2度目の結婚!夫の死後は物乞いをする貧困に

小泉チエさんは14歳のとき、1つ上の小泉湊さんとご結婚されました。

セツさんを出産したのは30歳のときです。チエさんは11人出産したようですが、成長したのは6人だったそうです。

養女に出したセツさんでしたが、子どものころから小泉家に出入りしていて、チエさんはお茶やお花などの教養を身に着けました。

お姫様として育ったチエさんは、リーダーとしての素質はありましたが、働くということを知りません。

湊さんが50歳で亡くなったあと、チエさんは家に残ったものを売り払い続け、極貧の生活をするようになります。

ついにはほかの士族と同じように、物乞いをするまでの貧困に陥りました。

小泉チエさんはこのように、ジェットコースターのような壮絶な人生を歩まれたようです。

そんな小泉チエがモデルの雨清水タエの朝ドラ「ばけばけ」のネタバレも合わせて以降でご紹介していきます。こちらも重要なネタバレになるので、知りたくない人は閲覧注意です。

ばけばけ雨清水タエのネタバレは衝撃の波乱万丈の展開に【閲覧注意】

それでは、現在わかっている雨清水タエの「ばけばけ」でのネタバレを以降でご紹介していきます。

ヒロイン・トキの松野家よりも格上の雨清水家

ヒロイン・トキの実家・松野家の遠縁に松野家よりも家格の高い、雨清水家(うしみず)家の当主は雨清水傳。そしてその妻が雨清水タエでした。

妻のタエは正真正銘のお姫様育ちで、嫁入りするまでは、多くの使用人に囲まれた生活をしていました。

トキは親戚である雨清水家に子供のころからお茶のお稽古などに通っていて、傳とタエ夫婦に良くしてもらっていました。

また、トキは18歳になると、貧乏だった家の借金を返すために、雨清水傳が営む織物工場で働いていました。親戚とはいえ、松野家にとって雨清水にとって格上の存在でしたが、トキのことをいつも夫婦で気遣ってれる存在でした。

18歳で知る驚きの真実

ある日、雨清水傳(うしみず・つたえ)が激しい咳に襲われ、ついには吐血して倒れてしまいます。動揺する妻・タエ。しかしタエは、松江随一の名家に育った“お姫様育ち”。おかゆひとつ満足に炊けず、看病もままなりません。

そんなとき頼りにされたのが、トキでした。そして、トキが傳の看病を任されることになります。

連日、仕事を終えたあとも傳のもとへ通い、夜遅くまで看病を続けるトキ。その姿を見て、司之介とフミ夫妻は「無理をしていないか」と心配を募らせていきます。

一方、病床の傳とタエは、献身的に尽くしてくれるトキに対して、こらえきれないほどの親としての情が湧き上がってきていました。そう──彼女こそ、自分たちの“実の娘”だったのです。

ある日、そんな2人の会話をふと耳にしてしまったのが、傳とタエの息子・三之丞(演:板垣李光人)。
両親がトキに向ける優しさや思いに、複雑な感情が芽生えます。そしてついに感情が抑えきれず、トキの目の前でこう叫びます。

「君の本当の父と母は、父上と母上だ!」

突然の告白に、場の空気が凍りつきます。しかし、トキは静かにこう答えました。

「知っていました。誰かに聞いたのではなく、自然と──そう感じていました」

なんとなく、自分が養子であること、そして実の親が傳とタエであることに気づいていたというトキに、傳は続けて告げます。

「だが、お前はわしらの子ではない。司之介とフミの子じゃ」

もちろん、松野家のことを気遣ってのことだと思います。

しかし、トキはその言葉にも微笑みながら答えました。

「……そのことも、知っていました」

トキは、自分の周りにある愛に、ずっと静かに気づいていたのです。
血のつながりではなく、想いでつながる“家族”の姿が、そこに浮かび上がる展開でした。

雨清水家の没落で物乞いを!

裕福な暮らしをしていた雨清水家ですが、傳は金策に失敗し、また死去してから、没落してしまいます。

息子の三之丞(演:板垣李光人)がどうにか生活を立て直そうと、仕事に就こうとしますが、育ちが良く、プライドが高いタエは、三之丞が見つけてくる仕事になかなか満足せずに、認めません。

こうして、仕事にも就けず、生活もままならない雨清水家。

そんな中、トキはタエが、物乞いをしているのを見てしまい、ショックを受けます。

タエは、実家の松野家の借金を返し、家族を支えるために、働いていました。しかし、実の母親であるタエの姿を見て、決意。

実家の松野家とともに雨清水家の面倒も見る決意をします。そして女中として働くことに。

まだ22歳のタエが2つの家を背負っていくことになる展開です。タエの波乱万丈な人生とともに、一方で、実の娘のトキもその人生に巻き込まれていくのでした。

雨清水タエ役のキャスト女優は北川景子!

プロフィール

名前 北川景子(きたがわ・けいこ)
Birthday 1986.8.22
Naitive Place 兵庫県
Height 160cm
Blood O型
Hobby 読書
Speciality 水泳

引用元 北川景子公式サイト

北川景子さんは現在39歳。夫のDAIGOさんとの間に、2人のお子様がいます。

高校生のときにスカウトされ、2003年に「ミスSEVENTEEN」でモデルデビュー。

この年に『美少女戦士セーラームーン』火野レイ(セーラーマーズ)役で、女優としてもデビューをされました。

2006年にはオークションにて『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でハリウッドデビューも!

出演作品

映画は「ファーストラヴ」「スマホを落としただけなのに」「パラダイス・キス」などの主演作があります。

主演ではありませんでしたが「約束のネバーランド」で演じたクールビューティなイザベラ 役も話題になりました。

2025年11月公開予定の「ナイトフラワー」でも主役を演じます!

ドラマの主演作は「みをつくし料理帖シリーズ」「悪夢ちゃんシリーズ」「家売るオンナシリーズ」など。

ほかにも「指定弁護士」「花のれん」「女神の教室〜リーガル青春白書〜」「リコカツ」など。

2025年春ドラマとして放送された「あなたを奪ったその日から」での鬼気迫る演技はお見事でした。

大河ドラマは「西郷どん」で天璋院篤姫 役を、「どうする家康」ではお市 / 茶々 役を演じています。

朝ドラは今回が初めてのご出演となります。

まとめ

新しくスタートした高石あかりさん主演の朝ドラ「ばけばけ」に登場する、雨清水タエについてご紹介しました。

雨清水タエのモデルは、ヒロインのトキのモデル、小泉セツさんの実母、小泉チエさんだと思われます。

小泉チエさんは由緒ある立派な家系のお姫様として、生まれ育ちました。

14歳で小泉湊さんと再婚し、30歳で小泉セツさんを出産しています。

セツさんが生まれる前から、女の子が生まれたら遠縁の稲垣家に養女に出す、という約束があり、次女として生まれたセツさんは稲垣家の養女に。

セツさんは子どものころから小泉家に出入りし、チエさんからお花や茶道を習っていたといいます。

夫の湊さんが亡きあとは落ちぶれていき、物乞いをするまでになりました。

そんな小泉チエさんをモデルにした、雨清水タエ役を朝ドラ初出演の北川景子さんが演じます。

どうぞ楽しみにしていてください!

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