ばけばけ父親・司之介のモデルは稲垣金十郎!無職は史実通り?

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NHK朝ドラ「ばけばけ」で 岡部たかしさん演じるヒロインのトキの父親・松野司之介(まつの つかさのすけ)のモデルは実在の稲垣金十郎(いながききんじゅうろう)さんです。

今回は「ばけばけ」の父親・松野司之介のモデルについて史実とドラマのネタバレを詳しくご紹介していきます。無職で借金は史実通り?朝ドラ名物・ダメ親父!?

目次

ばけばけ父親・松野司之介とは?無職で借金を抱える!

父親の松野司之介とは?

朝ドラ「ばけばけ」はフィクションでありながら、実在の人物をベースにしています。司之介の娘であるトキのモデルは、小泉セツ(こいずみ・せつ)、そしてその夫がラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。異文化を超えた夫婦の物語がドラマの主軸となります。

以下の記事では、その史実についてご紹介しています。

松野トキのモデルは小泉セツ!小泉八雲の妻で史実とは?

そして今回紹介するのは、ヒロインの松野トキの父親の松野司之介(まつの つかさのすけ)です。

松野司之介は、かつて松江藩の上級武士として仕えていた男です。格式ある家柄に生まれながらも、明治維新という歴史の転換点を機に、その立場は一変します。

明治という新時代は、武士にとって「誇りの終焉」であり、生活基盤の崩壊を意味しました。

武士の収入が断たれ、彼もまた急速に生活が困窮していきます。かつては威厳ある「侍」だった男が、家族を養うために必死に働き、不器用ながらも懸命に父としての役割を果たそうとしますが・・・衝撃の展開を迎えます。

娘・トキに「かっこいい父」でありたい

司之介の人物像を象徴するのが、娘・トキに向けた心の叫び。

「かっこいい父親だと思ってもらいたい」

武士としての誇りを失っても、父親としての誇りは失わなかった——。そんな司之介の内面は、コミカルかつ切ない描写で丁寧に描かれています。

彼の言動は時に古臭く、現代の価値観とはズレている部分もありますが、その根底にある“家族への愛”は揺るぎないもの。ヒロイン・トキの生き方や価値観にも、大きな影響を与えていくキーパーソンです。

司之介を演じる岡部たかしさんは、2024年前期の『虎に翼』でもヒロインの父を演じ、好評を博しました。再び朝ドラで父親役を務めることになった背景には、「古き良き時代の男」を現代的な視点で再解釈できる演技力が評価されている点が大きいでしょう。

ネタバレは無職で借金を抱える!朝ドラ名物・ダメ親父!?

そんな司之介のせいで、ヒロインのトキは大変な事態に陥ってしまいます。以降ではネタバレをご紹介します。知りたくない人は閲覧注意です。

朝ドラ「ばけばけ」はヒロインのトキの小学生時代から描かれます。

仕事をしておらず無職の司之介は学校でバカにされていました。

しかも無職で暇を持て余していました。

トキの母親のフミが内職をしてどうにか家族を支えていたので、貧乏生活でした。

フミのモデルについては、以下の記事で詳しくご紹介しています!

ばけばけ母親・松野フミのモデルは稲垣トミで史実は養母だった?

そんな中、司之介は新しい商売を始めます。

巷で舶来のうさぎが大流行していて、そのうさぎを仕入れて売ると言います。

すると早速、二百円の大金を儲けた司之介。

更に商売を大きくしようと、借金を重ねた司之介。ところが・・・しばらくして司之介が何日も家に帰って来なくなります。心配するトキや母親のフミ。

そんな中、浮浪者のように漂っている司之介を見つけたトキ。「生きててよかった!」と言います。

すると司之介は「父が帰って家族4人が楽しく暮らせればいいんだな?」と言います。

そして「トキは本当に良い娘に育ってくれた。明日から働いてくれるか?」と言います、驚くトキに、うさぎの相場が下がって、莫大な借金を背負ったことを告げ、小学校に通うお金なくなってしまったのでした。

学校が大好きだったトキは気を失ってしまう・・・という展開です。これは、朝ドラで時々現れる、ヒロインの娘に苦労させるダメ親父パターン!?という父親でした。

ばけばけ父親のモデルは稲垣金十郎!無職と借金は史実通り?

そんな父親の松野司之介の実在モデルについてご紹介していきます。

父親・松野司之介のモデルは稲垣金十郎!まさかの養父だった!

ヒロイン・トキのモデルは、小泉セツさんです小泉セツさんは、1868年に、小泉湊と妻・チエの間に生まれました。

そして、生後7日で、小泉家の親戚の稲垣家に養子に出されました。

板垣家には子供がなく、セツが生まれ前から、養女としてもらいうける約束を交わしていたのでした。

そのトキの養父・父親に当たるのが司之介のモデルは稲垣金十郎さんでした。

待望の養女に、金十郎さんと養母のトミさん、祖父・母も大喜びし「お嬢」と呼ばれてかわいがられて育ちました。

稲垣金十郎さんは、セツさんを養女に迎えた時、また26歳だったそうです。

いたって気のいい、善良なお侍さんだったとのこと。王政復古の大政変の前にして、京都が緊迫した空気に包まれていた時、京都警備の任にあったものの、連日のように、烏丸通に家来を遣って、好物の菓子を買わせたり、後々まで鳥羽伏見の戦いをおもしろおかしく話して、子供たちに語り聞かせてあげる好人物だったそうです。

無職と借金は史実通り?

明治という新しい時代に入り、かつて武士の家柄であった稲垣家にも容赦なく押し寄せました。誇り高き士族の家にとって、時代の変化は誇りと暮らしの両方を奪っていったのです。

養父の金十郎さんは生活再建のため事業を始めたものの、武士の気質を引きずったままでは商売の世界で立ち回るのは難しく、事業は失敗し、借金を抱えることに。家族はそれまで暮らしていた屋敷を手放すこととなりました。

セツ小学生でしたが、学校を辞めるように言われます。小学校の下等科を修了したところで、経済的に小学校に通わせる余裕はなくなってしまったのでした。

史実では事業に失敗して借金を抱えていることはわかりますがドラマと同様にうさぎの商売なのか?わかりませんでした。

小学校が好きなセツにとって悲しい出来事で泣いてくらしたそうです。

その後、セツと母親のフミが家計を支えていたこおがわかっているので、おそらく商売に失敗した後は、金十郎さんは無職だったのでは?と思います。

セツは家族を支えるために実父の小泉湊が立ち上げた機織会社に入り、稲垣家の生活を支え続けました。

松野司之介役のキャスト俳優は岡部たかし!

プロフィールと経歴

岡部たかしさんは1972年6月22日生まれ、和歌山県出身の俳優です。
劇団「東京乾電池」の元メンバーとして舞台で経験を積み、その後は山内ケンジさんが手掛ける公演を中心に活躍しました。舞台で培った繊細な演技力を武器に、近年はドラマや映画など映像作品でも存在感を放ち続けています。

現在では“名脇役”として広く知られ、シリアスからコメディまで幅広い役柄を自在に演じ分ける俳優として注目されています。

主な映画出演作品

岡部さんは2010年代後半から映画界でも次々と話題作に出演しています。特に恋愛ドラマやヒューマンドラマでの演技に評価が集まっています。

代表的な出演作は以下の通りです。

公開年 作品名 監督
2015年 友だちのパパが好き 山内ケンジ
2017年 SUNNY 強い気持ち・強い愛 大根仁
2021年 花束みたいな恋をした 土井裕泰
2021年 キャラクター 永井聡
2022年 異動辞令は音楽隊! 内田英治
2022年 ソワレ 外山文治
2023年 N号棟 後藤庸介

こうした映画では、主人公を支える父親役や社会に翻弄される市井の人々をリアルに演じることが多く、作品に深みを与えています。

主なドラマ出演作品

テレビドラマでも岡部さんは欠かせない存在です。特にNHK朝ドラや人気社会派ドラマへの出演が多いのが特徴です。

代表作は以下の通りです。

  • NHK連続テレビ小説

    • 『ひよっこ』(2017年)

    • 『なつぞら』(2019年)

    • 『エール』(2020年)

    • 『ブギウギ』(2023年)

    • 『ばけばけ』(2025年・松野司之介役)

  • 民放ドラマ

    • 『和田家の男たち』(2021年・テレビ朝日)

    • 『エルピス —希望、あるいは災い—』(2022年・フジテレビ)

    • 『リバーサルオーケストラ』(2023年・日本テレビ)

    • 『ハヤブサ消防団』(2023年・テレビ朝日)

    • 『新宿野戦病院』(2024年・フジテレビ)

    • 『キャスター』(2025年・海馬浩司役)

    • 『しあわせな結婚』(2025年・鈴木考役)

こうして見ると、岡部さんは社会的テーマを扱うドラマや群像劇で重要な役を任されることが多いのがわかります。

特にドラマ「エルピス」でのパワハラ上司役で知名度がぐっと上がって人気が急上昇しました。

最近では「しあわせな結婚」で、松たか子さんの叔父役を熱演していました!

舞台での活動

舞台俳優としてのキャリアも非常に豊富で、城山羊の会やKAATの公演にも多く出演しています。

  • KAAT×城山羊の会「勝手に唾が出てくる甘さ」

  • 「平和によるうしろめたさの為の」

  • ミステリーナイト2024「ナイトメア・アイランド―悪夢の孤島―」

舞台で培った表現力は、映像作品における演技にも確実に活かされています。

岡部たかしさんは、舞台での確かな演技力を基盤に、映画やドラマで幅広く活躍してきた実力派俳優です。
恋愛映画『花束みたいな恋をした』から社会派ドラマ『エルピス』まで、作品のリアリティを支える存在感は唯一無二といえます。

検索ユーザーが求める「経歴」「出演作品」を見てきた通り、岡部さんは今や日本の映像業界に欠かせないバイプレイヤー。2025年も『キャスター』『しあわせな結婚』『ばけばけ』と話題作が続いており、今後ますます目が離せない存在です。

 

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