シバONE(しばわん)のモデルはShi-Ba(シーバ)で実在の柴犬雑誌【シバのおきて】

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NHKドラマ10で2025年からスタートする「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」に登場する柴犬専門雑誌「シバONE(しばわん)」のモデルは実在の「Shi-Ba(シーバ)」です。

シバONE(しばわん)のモデルは実在の「Shi-Ba(シーバ)」について、どんな雑誌なのか?詳しくご紹介していきます。

目次

シバONE(しばわん)とは?ドラマ「シバのおきて」の柴犬専門雑誌

NHKドラマ「シバのおきて」とは?

NHKドラマ『シバのおきて〜われら犬バカ編集部〜』は、柴犬を専門にした雑誌編集部が舞台です。



主人公の相楽俊一(大東駿介)が編集長を任されるのは、柴犬専門の雑誌「シバONE」。この設定が放送決定直後から大きな注目を集めました。

ドラマの原作は片野ゆかさんのノンフィクション『平成犬バカ編集部』ということで、実話が元になったストーリーです。

以下の記事では、原作の内容をご紹介しています!

シバのおきて原作ネタバレ!実話モデルと「シバONE」の結末とは?

ということで、実際に存在する柴犬専門誌がモデルになっているので、犬好きの視聴者から「ドラマと現実がリンクしていて面白い」という声も見られます。犬に特化した雑誌は数少ないため、現実の編集部の姿をドラマ化する試みにリアリティを感じるのではないでしょうか?

 ドラマ内で登場する架空雑誌「シバONE」とはどんな媒体か

「シバONE」は、原作通りだと、柴犬の魅力を徹底的に掘り下げる雑誌として描かれています。

誌面の内容は、犬の健康管理からトレーニング方法、さらには飼い主同士の交流まで幅広くカバーされ、単なるペット雑誌以上の存在感を放っています。

編集部のメンバーが奮闘しながら誌面を作り上げる姿は、実際の出版現場を知る人にとっても共感できる部分が多く、フィクションながらもリアリティを強く感じさせる仕上がりになっています。

シバONE モデルは「Shi-Ba」実在する柴犬専門誌

『Shi-Ba(シーバ)』ってどんな雑誌?創刊年とコンセプト!愛犬のために作った?

「シバONE」 モデルは『Shi-Ba』です。『Shi-Ba』は、2001年に創刊された柴犬専門誌です。

20年以上にわたり柴犬だけをテーマに扱い続けてきた点で、他の犬関連雑誌とは一線を画しています。

コンセプトは「柴犬と人間が共に生きる楽しさを届けること」。誌面では、しつけや食事法といった実用的な情報から、全国の柴犬オーナーによる体験談まで幅広く掲載されています。長い歴史を通じて築かれた信頼感は、柴犬愛好家にとって欠かせない情報源となっています。

ちなみに発売当時のメインのモデル犬は、編集長の井上祐彦さんの愛犬・福太郎。そう、なんと編集長の井上さんが自分の愛犬のために発売したと言っても過言ではないところからスタートした雑誌だったんです。


以下の記事では、ドラマの中で福太郎のモデル・福助を演じるタレント犬についてご紹介しています!

シバのおきて柴犬・福助役はのこ!かわいい画像や出演作品など

発行間隔は現在は2月・5月・8月・11月末と季刊となっています。

 他犬種向け雑誌との差別化と柴犬特化の魅力

『Shi-Ba』がユニークなのは、柴犬に特化している点です。一般的な犬雑誌では複数犬種を横断的に扱いますが、『Shi-Ba』は柴犬の魅力を徹底的に掘り下げています。

  • 柴犬の健康やしつけに特化した記事
  • 日本犬ならではの歴史や文化的背景の紹介
  • 飼い主と柴犬の生活に密着した特集

こうした構成により、柴犬を飼う人だけでなく、飼っていない人にも柴犬という犬種の奥深さを知るきっかけを提供しています。

2023年から読者向け会員サービスがスタート!

そんな『Shi-Ba』ですが、2023年7月10日より一般の読者さんを対象とした会員登録サービスをスタートし、更にパワーアップしています。

会員登録いただいた飼い主さんと、誌面制作のためのアンケートを配信しているので、紙面に自分の愛犬が掲載される可能性も高くなってきます!

『Shi-Ba』オリジナルグッズの先行販売など多くの特典があり、雑誌人気とともに盛り上がりを見せています!

「Shi-Ba」の編集長・井上祐彦の苦労と発売までの軌跡!最初は売れなかった?

社内では認めれない!崖っぷち編集長・井上

『Shi-Ba』の編集長となる、井上祐彦さんが辰巳出版に入社したのは平成3年のこと。中途採用で入り、最初に配属されたのはパチンコ雑誌の編集部でした。毎日のように店舗へ通い、読者が求める誌面づくりに没頭。その努力が実り、数年後には編集長に昇進します。

しかし、順風満帆に見えたキャリアに暗雲が立ち込めます。

新設部署への異動を言い渡されたものの、数か月たっても仕事の指示は一切なく、やがて親しい同僚から「実は左遷だ」と知らされます。

売り上げは好調でも、井上は自分の理想を追い求めすぎた結果、スタッフたちの不満が高まっていたのです。不器用な井上はその声に気づかず、結局は上層部の判断で左遷となりました。仕事が与えられない“社内失業”状態に陥り、このままではリストラも時間の問題。

窮地に追い込まれた井上は、自分が心から情熱を注げるテーマで新しい雑誌を作ろうと決意します。そのテーマはもちろん犬でした。犬を飼ったばかりで犬バカになっていた井上は、自分の好きなことをテーマに雑誌を作りたいと思ったのでした。

当時、犬種を特定した専門誌はわずか1誌しかなく、柴犬や日本犬に絞った雑誌は存在していませんでした。

井上は何日もかけて企画書を練り直し、「絶対に売れる」と自信をもってプレゼンに挑みます。しかし、柴犬に特化した専門雑誌なんて、どれだけのニーズがあるのか?と社員たちは、冷めた反応でした。

しかし、社長の廣瀬がなぜか賛成してくれてどうにか企画が動き出します。

のちに廣瀬も柴犬を飼っていたことがわかります。

最初は売れなかった?人気が出た理由とは?

そして、スタッフを集めて、奔走し、どうにか、発売にこぎつけた「Shi-Ba」。

しかし現実は厳しく、創刊したばかりの雑誌の売れ行きは芳しくありませんでした。
井上は「始めて好きなテーマで仕事をやりきった」と自分に言い聞かせつつも、いずれは解雇されるだろうと覚悟を決めます。

そもそも井上の社内での評判はあまりよくなく、企画に関しても「こんな雑誌が売れるわけない」と営業部も積極的に広告を取ってくれることはありませんでした。広告枠が埋まらず、雑誌は発売時から赤字状態に陥っていたのです。

ところが、ある日思いがけない知らせが入ります。
「最近、売れ始めているらしい」──。

『Shi-Ba』は発売前から期待されていなかったため、宣伝活動もほとんど行われていませんでした。社内でも注目されることなく、発売前の宣伝活動も全く行われず、静かに書店に並んでいったのです。
それでも、偶然手に取った読者が、表紙のモデル犬の写真(井上の愛犬・福太郎の)や雑誌の内容に惹かれ、少しずつ購入者が増えていきました。売れ行きはじわじわと右肩上がりに。

売上が伸びた理由は、読者から編集部に届いた手紙で明らかになります。
「こんな雑誌を待っていた!」──柴犬を飼う人々からの熱い共感の声が次々に届いたのです。

当時の誌面には、柴犬に洋服を着せて撮影したページも掲載されていました。当時としては珍しく、当然「柴犬に服を着せるなんて」と批判的な意見もありました。

しかし井上は、その声を前向きに受け止めます。
「雑誌にとって一番怖いのは無視されること。批判であっても反響があるのは存在感の証拠だ」と。

やがて『Shi-Ba』は、柴犬愛好家の心をつかみ、次第に人気雑誌として地位を築いていくことになりました。

シバONEとShi-Baの共通点と違い

編集部のキャラクター性と誌面作りのリアリティ

ドラマ版「シバONE」の編集部員たちは、ユーモアと人間臭さにあふれています。現実の編集部員が体験している苦労や工夫をデフォルメして描いているため、フィクションでありながら説得力があります。

例えば、締め切りに追われる様子や、犬の写真撮影に奮闘するシーンは、実際の編集現場を知る人が思わずうなずいてしまうほどリアルに描かれると思います。

雑誌内容(しつけ・健康・飼い主の体験談など)との比較

『Shi-Ba』が扱うテーマと「シバONE」の誌面は驚くほど似ています。原作に忠実に描かれていることがわかります。

両者に共通する代表的なトピックは以下の通りです。

  • しつけや生活習慣のノウハウ
  • 食事や健康維持に関する最新情報
  • 飼い主と柴犬の絆を描いた体験談

一方でドラマの「シバONE」は、物語性を重視しているため、実際の雑誌よりエンタメ要素が強調されています。現実の『Shi-Ba』が情報の正確性を重視しているのに対し、ドラマ版はキャラクターの成長や人間関係に焦点を当てています。

 

Shi-Ba編集部から見たドラマ「シバのおきて」の面白さ

実際の編集者が共感したポイント

柴犬専門誌『Shi-Ba』は、2000年の創刊以来20年以上にわたり柴犬と飼い主の暮らしを追いかけてきました。そんな編集部の視点から見ても、NHKドラマ『シバのおきて』はリアルな描写が随所に盛り込まれています。

特に共感を呼んだのは、締め切り前のドタバタ感や撮影現場での苦労です。誌面作りでは「柴犬がなかなかカメラを見ない」「自然な表情を引き出すのに時間がかかる」といった場面が日常的に起こります。ドラマでも同様に、編集部員が犬の撮影に四苦八苦する様子が描かれており、実際の編集者から「思わず笑ってしまった」との声があがるほどでした。

また、編集部内での意見の食い違いや、理想と現実のギャップに悩む姿は、雑誌作りに携わる人なら誰もが経験していることです。犬への愛情を中心にしながらも、現場のリアリティを反映させている点が高く評価されています。

ドラマならではの誇張表現と演出の違い

一方で、ドラマとして視聴者を楽しませるために、現実より誇張された演出も散りばめられています。例えば、編集部員のキャラクター設定はコミカルさが強調されており、「犬好きすぎて仕事そっちのけ」といった極端な描写も見られます。

実際の編集部員は締め切りや企画に追われて冷静さを保とうとしますが、ドラマ版では感情を前面に押し出すことで物語にメリハリを生んでいます。
この違いは「現実の苦労を知る人には笑える一方で、一般視聴者にはわかりやすく楽しい」と二重の効果をもたらしているのです。

結果として、リアルとフィクションの絶妙なバランスがドラマの魅力になっています。

まとめ|シバのおきて シバONE モデル Shi-Baが示す“柴犬愛”の文化

h3 5-1. 柴犬専門誌が生み出すコミュニティの力

『Shi-Ba』が20年以上続いてきた背景には、柴犬を愛する人々の強い結びつきがあります。誌面を通じて全国の飼い主が交流し、情報を共有し合うコミュニティが自然と形成されてきました。

  • 健康やしつけに関する具体的な情報提供
  • 飼い主と柴犬の体験談の共有
  • イベントやオフ会を通じた横のつながり

こうした活動は、単なる雑誌発行を超えて、柴犬文化を支える重要な役割を担っています。

ドラマをきっかけに広がる柴犬ファンの新たなつながり

ドラマ『シバのおきて』によって、柴犬専門誌という存在を初めて知った人も少なくありません。放送後はSNSで「本当に柴犬専門の雑誌があるの?」という投稿が増え、実際に『Shi-Ba』を手に取る人が増えています。

これにより、長年柴犬を愛してきた人と、新しく興味を持った人がつながる新しい流れが生まれました。ドラマは単なるエンタメではなく、現実の文化やコミュニティに波及効果を与えているのです。

柴犬は日本を代表する犬種であり、愛好家の層は非常に厚いです。ドラマと専門誌のコラボレーション的な広がりは、今後さらに柴犬ファンの裾野を広げていくでしょう。

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