NHK連続テレビ小説・朝ドラ「チョッちゃん」で蝶子が電車の中で出会う青森のりんご農家・中本喜作(なかもと・きさく)役のキャストは伊奈かっぺい(いな・かっぺい)さんです。
朝ドラ「チョッちゃん」リンゴ農家の喜作役の俳優・伊奈かっぺいさんののプロフィールや、現在の活動についてご紹介します。
りんごをくれたと喜作との関係とは?
チョッちゃん中本喜作役の伊奈かっぺいとは?青森のタレント?
息子の雅紀が死亡したり、夫の要さんが戦争に行ってしまい、父親の俊道が死亡したりと悲しい出来事が続いている朝ドラ「チョッちゃん」。
以下の記事では要さんの戦争のネタバレをご紹介しています。
チョッちゃん要さんは戦争でどうなる?戦死か戻ってくるかネタバレ
そして朝ドラ「チョッちゃん」で古村比呂さんが演じるヒロイン蝶子が汽車の中で出会う、青森のリンゴ農家の喜作。
中本喜作役を伊奈かっぺいさんが演じました。
【伊奈かっぺい旅の空うわの空】今夜の生放送もお聴き頂きありがとうございました!さて、来週4月22日の放送は収録でお送りします。収録日は明日(4月16日火曜)ですので、16時30分頃までにメッセージをお寄せ下さい。FAXは017-765-1234、メールはtabisora@rab.co.jp です! pic.twitter.com/05PEhJQk44
— RABラジオ[公式] (@rab_radio) April 15, 2019
青森放送
伊奈かっぺいさんは青森県弘前市出身。青森短期大学を卒業されています。
学生時代には演劇を志し、NHK放送劇団に入団されていました。
大学卒業後に陸奥新報社に入社しましたが、整理部に配属され出社が午後6時と聞き、即日辞職(笑)
1968年に青森放送に入社されました。
青森放送では様々な番組を手掛け、局内では「放牧社員」と呼ばれていたとか(笑)
ディレクターとしては、ACC賞、民放祭などで数多くの賞を受賞されました。
趣味でタレント活動
1974年に日記的な自作の方言処女詩集「消しゴムで書いた落書き」を自費出版され、1977年日本コロムビアからレコード化。
価格1008円~ 消しゴムで書いた落書き コロムビアミュージックエンタテインメント 伊奈かっぺい 日本コロムビア https://t.co/pT4ukRmvGe pic.twitter.com/U4yx8dbSfo
— これゲットNOW!全力フォロバ💪 (@isabelauau) October 3, 2017
そのころから歌手やラジオパーソナリティとして活動を始め、東北一帯にその名が知られるようになりました。
東京の小劇場「渋谷ジァン・ジァン」で、定期的に津軽弁トークコンサートを開き、同郷の矢野顕子さんや古舘伊知郎さんと並ぶ人気に。
おはようございます
渋谷ジァン・ジァン pic.twitter.com/vXsKwfHN67
— BAGMAN(聴き比べマン) (@zyion_) October 5, 2021
ここでのライブは劇場が閉館される1999年まで続けられました。
日本コロムビアに誘われてリリースしたアルバムは、2015年まで全37枚に。
1970年代から13日の金曜日には地元の「だびよん劇場で」トークライブを開催していました。
第1回目は知り合いのみの3人だけが観客でしたが、口コミにより会場が満杯になるように。
やがてライブCDも発売されました。
1978年からは、4人のお子様に毎日書いた「絵だより」の展示会が行われていました。
いやー、今日から伊奈かっぺい絵だより展が始まったね!松木屋の裏の五拾壹番館ホール集合だよ。凄いぞ! pic.twitter.com/XBa2DFf3pJ
— 喫茶まるめろ (@Vinylcat_Papico) March 29, 2019
「絵だより展」は2015年まで続けられています。
ローカルCMにも多く出演され、ローカルタレントとして有名になった伊奈かっぺいさん。
よく青森放送を辞めないのか?と聞かれたそうですが、まったく辞める気はなかったそうです。
理由はよくある一発屋にはなりたくなかったから。毎月25日に給料がもらえるサラリーマンが良いのであって、プロ意識もなく芸能人でも芸人でもない。
あくまでサラリーマンの趣味として活動されていた、とコメントされていました。
全国区のタレントへ
1980年代にホリプロに、タレント活動のマネジメントを委託した伊奈かっぺいさん。
1986年からホリプロの大御所、和田アキ子さんとの番組で初めて全国区のタレントになりました。
その番組は「かっぺい&アッコのおかしな二人」。
“山瀬まみ”ちゃんも卒業ですか😭
(余談)日本テレビ『かっぺい&アッコのおかしな二人』の収録前にスタジオでお話しした事もありました。 pic.twitter.com/RdWnNsslX8— イサオ (@isao1965) January 28, 2022
伊奈かっぺいさんと和田アキ子さんの司会で放送された、トークバラエティ番組です。
この番組は1988年まで放送されました。
その後も東京で制作される全国ネットのテレビ番組にも、多くご出演されています。
「徹子の部屋」や「ひるのプレゼント」など。「24時間テレビ」のパーソナリティも務めました。
歌手としては「雪やどり」「みちのくふれ愛めぐり愛」「ひとり旅ひとり言」をリリースされています。
【円盤降臨/1月21日㉗】#伊奈かっぺい 『雪やどり』
[1988年発売]作詩・作曲:伊奈かっぺい
編曲:池毅@retoro_mode pic.twitter.com/pdcZdhGGsH— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) January 21, 2021
俳優として
俳優としてドラマや映画にもご出演されています。
ドラマは「太陽にほえろ」銀河テレビ小説「素晴らしき帰郷」、土曜ワイド劇場「津軽・青森 ロマンチック殺人街道」など。
映画は「田園に死す」「あいつに恋して」「はっちゃき先生の東京ゲーム」などです。
「俺は上野のプレスリー」ではナレーションを務めました。
\#吉幾三 主演喜劇映画/
「俺は上野のプレスリー」
📺 11/28(水)16:00〜17:30
(劇場公開:1978年12月27日)https://t.co/saLTqF65o8 pic.twitter.com/UWKkIRbSBU— 歌謡ポップスチャンネル【公式】 (@kayopops_tw) November 27, 2018
伸びた定年退職
55歳だった2002年に定年退職を迎えるはずでしたが、青森放送で定年が60歳まで伸び、退職が5年のびました。
2002年って、定年が55歳だったんですね!
2003年に小脳梗塞を患い、一時番組を離れましたが、幸いに重篤ではなかったので1か月後に復帰。
体のことを考え、毎年行っていたRABラジオ・チャリティー・ミュージックソンのプレイベント「伊奈かっぺいとおかしな仲間」が中止となりました。
2007年に青森放送を退職され、その後はコンサートークなど幅広く活動されています。
伊奈かっぺいの現在の活動とは?
伊奈かっぺい コンサートーク 2025 @ よみうりホール 鑑賞了
言葉遊びやイラストが描かれた自作の絵手紙をスクリーンに投影しながらのトークは爆笑の連続 歌唱有り、青森ねぶた太鼓の実演有りと盛り沢山でした 確かに訛りがあちらからやって来た #RAB青森放送 #旅の空うわの空 pic.twitter.com/JFXGjAFGmR
— hi-channel! (@hichannel) March 16, 2025
現在の活動や年齢
伊奈かっぺいさんは現在78歳です。2007年に青森放送を退社され、現在も幅広くご活躍されています。
2022年にはレコードデビュー45周年のトークライブ「まだ生きてます」が開催。
2024年には産経新聞東北版で連載されたものをまとめた「言葉のおもちゃ箱 伊奈かっぺい綴り方教室」が発売されました。
伊奈かっぺい 著『言葉のびっくり箱 伊奈かっぺい綴り方教室』が2月2日に発売されます。大好評いただいた『言葉のおもちゃ箱』に続く第2弾! 全国書店やAmazon等で予約受付中です。 pic.twitter.com/ltr1pdYiJj
— 本の泉社 (@honnoizumi) January 18, 2024
伊奈かっぺいさんが代表者のひとりである「津軽弁の日やるべし会」では、毎年10月23日に催し物が行われていて、2024年にも開催されたので、今年も開催されることでしょう。
現在ラジオ番組2本放送
伊奈かっぺいさんの冠場組であるラジオ放送は、現在2本放送されています。
伊奈かっぺい・旅の空うわの空
Radikoで、”伊奈かっぺい旅の空うわの空”聞こう! pic.twitter.com/Wt6mZYEQEj
— サイボーグ黒い超新星 (@G1118609) February 9, 2023
青森放送のラジオ番組で、1996年にスタートしました。
基本的に生放送で、伊奈かっぺいさんのトークを中心に、リスナーからの手紙やFAXなどから話題が広がることもあります。
伊奈かっぺい・ことわざのわざ
2016年から青森放送ラジオでスタートした番組。一部のほかの地域や、ラジオクラウド上でも聴取できます。
名言やことわざ、四文字熟語などを伊奈かっぺいさんが独自の視点で解説。
そこから言葉遊びに展開していく、という番組です。
伊奈かっぺいさんは現在もこのように、変わりなくご活躍されています。
チョッちゃんで青森のリンゴ農家の喜作とは?チョッちゃんとどんな関係?
喜作とは
喜作は青森でリンゴ農家を経営しています。
チョッちゃんが滝川から東京へ戻る汽車のなかで、喜作と知り合いました。
親しくなった喜作はチョッちゃんにリンゴをあげます。
さらにリンゴを送る、と言うのでチョッちゃんは喜作に東京の住所を教えました。
このように喜作とチョッちゃんは、リンゴが結んだ縁で知り合います。
実話
喜作との出会いは実話を元にしています。
チョッちゃんのモデル、朝さんは子どもたちを連れ、実家の滝川に遊びに行き、帰りの汽車に乗っていました。
青森から上野に向かう途中、現れたリンゴ畑。
幼いトットちゃん(加津子のモデル黒柳徹子)は感動して「リンゴだ!リンゴだ!」と叫びます。
まだ太平洋戦争の前でしたが、東京ではもうリンゴはほぼ売ってない状況でした。
リンゴを手にしたい朝さんでしたが、どうすることもできません。
すると近くにいた青森の農家のおじさんが、話しかけてきました。
リンゴが欲しいか?
「欲しいです!」と言う朝さんに、住所を書くように言い、そのメモをおじさんは受け取ります。
2週間後、東京の自宅に貴重なリンゴが2箱も届きました。
それ以降青森のおじさんとは、リンゴや野菜などを送ってもらう関係になったのです。
話はここで終わりません。
太平洋戦争がはじまり、いよいよ疎開しなければ・・・と思った朝さんは、実家の滝川より近い青森に決めました。
ほかにも候補はありましたが、これは朝さんの直観です。
おじさんに連絡せず向かった朝さん。途中青森のみなさんの親切に助けられ、おじさんの家に到着しました。
突然やってきた4人の黒柳家を、快く受け入れてくれたおじさん。
久しぶりの白いご飯や魚の干物。それに果物まで。
東京では考えられないごちそうです。
おじさんの手助けで、リンゴ農家の作業小屋を借りることができ、朝さんはその小屋をきれいに飾り付けし、畑づくりまで始めました。
朝さんは昼夜働き、子どもたちを必死に育て、終戦後に東京に戻ります。
このように青森のおじさんは、伊奈かっぺいさんのイラストに登場するような、とっても心優しい人物でした。
まとめ
NHK連続テレビ小説「チョッちゃん」に登場する、青森のリンゴ農家のおじさん、喜作役を演じたのは伊奈かっぺいさん。
78歳の現在も、2本のラジオ番組を持ち、活動を続けられています。
青森で生まれ育ち、青森放送でサラリーマンをされながら、タレント活動を趣味として活動。
ホリプロに業務委託をし、「かっぺい&アッコのおかしな二人」を皮切りに全国区のタレントとしても活動され、24時間テレビのパーソナリティをされたことも。
「チョッちゃん」のほか「太陽にほえろ」などのドラマにもご出演されました。
青森放送を定年後も、ローカルタレントとして青森を中心に活動。
詩人、イラストレーター、シンガーソングライターなど、いろいろな肩書をお持ちです。
「チョッちゃん」再放送を楽しんでおられるかもしれませんね。

コメント